花と富士

天気　晴

祝日の合間、墓参りに。墓参りも三十三回忌が済んでしまえば帰りに寄る富士山麓の温泉と風景が楽しみ・・という何とも不謹慎な行事になっている。
いずれは自分の入る墓。最近はだんだんそれが近づくな、と思いつつも、生きている限りは大きな富士山を眺める楽しみも忘れたくない。

今日は、これまで寄ったことのない「花の都公園」という山中湖に近い公園へ行ってみた。
いちめんのコスモスの向こうに富士山がどっしりと・・という構図の写真をあちこちで見ていて、それを期待して。
が・・ちょっとその期待は外れた。確かにコスモスやその他の花が一面に咲いてはいたが、何かが違う。迫力のある富士山も何とか見えてはいたが、腰を据えてカメラを構える気になれない。何なのだろう？　花の勢いがあまりないせい、だけではない。
花なら、西湖の芝桜や鳴沢のミツバツツジの方がずっといい。
もっとも、カメラも、なぜか使い慣れたズームのレンズを忘れてしまい、近写向きのレンズだけ装着していたので、気力を削がれたのかもしれない。

いつもの日帰り温泉に寄って帰った。温泉も久しぶりで、こちらは大満足。







コスモスや生れては消ゆる富士の雲　KUMI