許せないこと

天気　時々雨

冷たい春の雨になった。句会の報告作りなどあったので雨は嬉しい。一日家に居る気になれた。

揺れない日が続いて、眩暈も少し良くなった。昨日内科で薬をもらってきたおかげかもしれないが。
・・と書いてしばらくしたら、また揺れた。震度2か3弱くらいか？慌ててTVをつける。震源地が福島ではなくもう少し南、と知りほっとする。やはり静かな日はまだまだのようだ。

震災と原発事故で世には様々厭なことがはびこる。原発の避難地域からの避難者が多い関東、そんな中で「福島から来た」というだけで嫌われるのだという。
子供が「放射能がうつる」と言われたり、福島やいわきのナンバーの車を止めることもできなかったり、旅館で宿泊を断られたり・・などなど。
無知は人にとんでもない行動をさせる。避難してきた人たちが決して危険ではないことを、国はもっと周知すべきではないのだろうか。
そのうちに、日本人が外国へ行くと、入国審査で放射能を測定されるようになるかもしれない。ホテルでは「日本人の宿泊お断り」になり、街では日本人とすれ違うのも避けられたり・・そんな風景も、あながち冗談ではなくなりそうだ。もう外国へは行かないだろうからいいけれど。

武蔵野の静かにけむる穀雨かな　KUMI