KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

家具転倒防止

2011年07月11日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

家具転倒防止の器具を市役所で無料配布してくれることになった。
説明書と申し込み用紙を近くの市の施設へもらいにいって早速申請。何種類かの中から選べるが、無論各戸で申し込める数には制限がある。



65歳以上と障がい者などは業者が取り付けてくれる、とあるが、自分で出来ないほどのものではないので、欲しいものだけ配布してもらうことにした。
貧乏な市、予算は大丈夫なのかちょっと心配したりして。

説明書の写真の左の「突っ張り棒」形式のものは、十年以上前から居間の大きな本棚には取り付けていた。今回の震災でも、もしかしたら倒れなかったのはそのおかげかもしれない。無論、棚に置いた本類は落ちてしまうけれど。
結構普段から備えてはいたつもりでも、やはり備えはたくさんしておいた方がいい。活断層がすぐ近いことでもあるし。
関東大震災を東京の下町で経験した母の話は「頭を防ぎなさい」ということだった。逃げるとき、家の瓦の落下が怖かったそうだ。
なので、居間とは襖で続き部屋になっている寝室は、小さな本箱以外は何もない「安全部屋」にしてあるので、地震、と思ったらその部屋へ逃げ込む。夫は玄関を開けに行くが、私はそんな余裕がなく、ひたすらその部屋で揺れのおさまるのを待っている。

大震災で、本当に自分にもそんな災難が起きることもあるのだ、と改めて思った。
周囲に迷惑にならないよう足腰も鍛えておかねば。

人住まぬ家に梔子よく匂ふ KUMI
コメント (2)
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