KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

軽鴨のひな (武蔵国分寺公園)

2011年07月07日 | お散歩写真
天気 曇

一昨日、夫が散歩に行ったら都立公園に軽鴨がヒナを連れていたという。
その前の日は居なかったから、産まれたばかりのようだ。毎年産まれてはいたが、今年はもうだめかと思っていたのに。
残念ながら、一昨日は通院、昨日は句会で行けなかった。ようやく今日、行ってみた。4羽がチョロチョロとぜんまい仕掛けのように動きまわっていて親は大変。





病院の狭い池の親子とは違い、こちらは広いから子育てしやすいように見えるが・・広いから、親は言うこと聞かない?ヒナに振り回されている感じだ。写真のように親子集まって泳ぐ、という平和な光景はなかなか出来上がらない。
まだまだ小さいから、鴉に狙われることがある。頑張れ、親鴨。

さて、久しぶりにカワセミにも出会えた。私のカメラではこんなもの。目いっぱいのズームで撮ってカットした。



このカワセミ目当てにカメラマンが池のほとりで三脚を立てて大砲のようなレンズで狙っている。平日は一人か二人、休日には何人かに増える。
で、今日も、いつも来ているオジサンが。そのオジサンの少し横でカメラを構えようとしたら
「近づかないでください、逃げます」とのたまわった。なに様?ここは誰の公園?公園を歩くのは自由でしょ。
無視してシャッターを押した。近づくと言ったって池の端からカワセミまでは結構距離がある。10年もカワセミを追っかけているから、そんなことで逃げないくらいは知っている。池のそばのベンチや手すりまで来て、目の前で撮ったこともある。が、大砲カメラが居るとそこまで近づいてくれない。
黙っていようと思ったが、今日は夫が一緒だったので、しばらくしてから
「カワセミはあなたのものではありません、私のカメラでは近くなくては撮れませんから」と言ってやった。
「そうですか、どうぞどうぞお撮りください」と、オジサン、むっとした顔。小さなズームレンズの私なぞバカにしている言い方だった。
自分のことしか考えないカメラマンは嫌いだ。公園は東京都のもの、だからカワセミは都民みんなのもの。

軽鴨の子にたつぷり広き池の水 KUMI
コメント (2)
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