KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

句会・大久保

2011年07月16日 | 俳句
天気 晴

暑さは増すばかり。
午後、大久保の俳句会館での句会、先月は鎌倉での全国の集いと重なって休みだったから二ヶ月ぶりだ。大久保の駅から会館までの10分足らずの道、陰のまったくない時刻で、ともかく暑かった。我が家の方よりは気温が高いのかもしれない。

猛暑のせいもあってか出席者は7人と少なかった。が、郵便などでの結石投句は3人、ドイツの仲間からも投句があった。彼女は桜の季節までは東京の家に居る予定だったが、震災と原発事故のためドイツ人の夫に急かされてあちらへ帰ってしまったのだ。
またこちらへも帰って、句会を一緒に出来る日が来るだろうか?原発の事故が本当に憎い。

句会の前は、今月号の結社誌を読む勉強会。ちょうど4月締切の句が載っているので、震災の句がとっても多い。東北の被災地の人の句にはやはり心を奪われる。遠くにあって被災地の句を詠むことは傲慢だ。
句会の方は何とか一応の選も得られた。
が、なぜかすっきりと気分良く、とはいかなかったのも、震災に遭った東北の仲間の句が心に澱のように残ってしまったせいかもしれない。呑気な句を作っている自分が情けない。

人影も片蔭もなき町をゆく KUMI
コメント
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