歩道橋

天気　晴一時雨

冬に逆戻り、という感じの冷たい空気になった。山沿いでは雪になり、諏訪湖あたりでは早く咲いてしまった桜に雪が積もったという。

今日は太極拳の日。会場の市の施設は家から数分のところなのが嬉しい。いつも散歩に行く公園の前である。近いのは良いが、交通量の多い幹線道路と都道の交差するところを渡らねばならない。右折・左折の車が多いのでちょっと緊張する交差点ではある。
が、問題は、そこの信号の横断歩道が「人間の歩行禁止」になっていること。ゼブラの横断歩道はない。
自転車は渡っても良いが人間は歩道橋を渡らねばならないのだ。我が家のあたりを校区にする小学校が道路の向こう側なので作ったのだろう。でも、真面目な人と小学生以外は普段は自転車の通る横断道を渡っている。歩道橋は面倒くさいしちょっと疲れる。
ところが、交通安全月間の今は、その交差点に警官が立っていることが多い。「人間」が道路を横断しようとすると警官に注意されることがあるのだ。夫は二度注意されたそうだ。「足が悪いので」と、言って逃れたらしい。
私は、警官に注意されたくないので歩道橋を渡る。太極拳が出来るくらいだから階段の昇降に問題のない「足」は持っている。でも、視野狭窄のある眼は、下りるときにとても緊張する。一歩一歩確かめて下りなくては怖いのだ。今日は運悪く行きも帰りも警官が居た。
歩道橋は高齢者の敵。注意する警官の職務は解るけれど、あの高い歩道橋を渡らずに済むようにしてもらいたい。・・って、設置している東京都に訴えたい気持。無論、小学生のためには必要、とは思うけれど。

歩道橋より見下ろせば鳥の恋　　KUMI