猛暑極まる

天気　晴　36℃

写真は、水曜に行った昭和記念公園のヒマワリの丘。遠くから見ただけでも暑くなる風景だった。

昨日は一日暑さに籠り、今日も40℃近くなるかも、と言われて散歩に行く気力もなくなった。
そんなに家に籠っていても足が弱りそう・・と、4時過ぎてから駅前に野菜だけ買いに行った。凄い熱気と蒸し暑さと。気温よりも湿度がひどい。
館林や甲府では40℃になったという。
私が体験した最高気温は、8年前くらいだったと思うが、7月末、東京都心で39℃になった日の上野周辺でのこと。吟行句会で不忍池周辺へ行った。集合は午後の句会場、というので午前は自由吟行。一人で池のまわりを歩き、風の感じたのでそのときは土用の暑さ、としか思わなかった。
ところが、昼食をとろうと上野駅に近づくに従って暑さが足元からのぼってくる。帽子を被り日傘を差していても日差しが体にまとわりつく。持参の水もなくなり、交差点を渡っていたら眩暈がして意識が薄らぐ感じ。慌てて目についた店へ駈け込んだ。椅子にへたりこんで、運んでくれた水を一気飲みして、ようやく正気になった。
句会場で、今日の都心の気温は39℃、という報道を見た人が居て、なるほど、と納得。

歳時記には、暑、の季語に極暑・酷暑・劫暑・・炎暑・溽暑などがある。今日の暑さはさしずめ溽暑、だろう。気象庁が定めた猛暑も多分今は載っている季語があるかもしれない。
立秋過ぎたら残暑、と言うのだが・・こんな日が続いたのでは秋の季語を使う気分にはなれない。

猛暑にて今年の秋の始まりぬ　KUMI