KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

落花生

2013年08月30日 | 料理
天気 晴

今の時期になると、毎週配達される有機野菜に、千葉産の生の落花生を注文出来る。このあたりでは手に入らないので有難い。房総育ちなので落花生は馴染深い。畑をやっていた次兄が元気な頃にはよく送ってくれたものだ。その次兄もあの世へ行ってしまった。

写真は、茹でたあとに撮ったので色が変ってしまったけれど、とにかく茹でるのがいちばん美味しい。落花生、というと殻付きでも炒ったものしか売っていないから、茹でて柔らかいのを初めて食べた人は「柔らかくて気持悪い!」と思うか「美味しい!」と思うかの二つしかないようだ。前者の方が多いらしい。
落花生はもともと柔らかくなるもので、炒って固くなってピーナツになる。私は、大人になるまで「落花生」と、おつまみなどの「ピーナッツ」は別のものだと思っていたくらいだ。
生を殻のまま30分ほど、多めの塩を入れて茹でる。殻の尖ったところを親指で押すと真っ二つに割れるので剥くのも簡単。薄皮も柔らかくなるから、炒ったものみたいに薄皮を剥く必要もない。
母がよく作ってくれた落花生味噌も、茹でたものを甘い味噌でからめて煮る。
今回は茹でただけで全部消化してしまった。もう一度、注文したくなった。

落花生茹でてちちはは兄のこと  KUMI
コメント (6)
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