KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

いちめん初夏

2017年05月11日 | お散歩写真
天気 晴

昨日は朝のうちに雨も降る暗い曇天、雨のおかげで数日間空を覆っていた黄砂が洗われたようで、朝には富士山もぼんやりと見えた。


連休明けたら、また、「野暮用」もぼちぼちと考えねば・・という日々になった。
でも、出かけるまでの用は今のところなくて、メールしたり電話で済んだり。
なので、家の周りにあふれる新緑を、歩いておかねばもったいない。え?真夏日? という予報、でも、私には風が清々しかった。30℃越えるまではあまり暑さを感じないのだ。
いつもの散歩道、もう終わっているかと思った「ヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃ)」の大木がまだ咲いていて、白い花がいっぱい降っていた。
カメラを持参して良かった、とつくづく。大木なのでかなり見上げる。咲いていても気づかないことが多かったので、今日は散っていてありがとう。


楓の若葉も今がいちばん輝いている。


水木の花が満開だった。ハナミズキがアメリカから入ってきて人気になり、こちらの日本古来の木のことを知らない人が多い。
「水木の花」と「花水木」は違います。勘違いしている人、ご注意を。




木香バラの棚も今が満開。全体の風景を撮ろうとしても、棚の下に座っている人が居て撮る訳にはいかず。




私が見上げて写真に夢中になっていたら、ベンチのサラリーマン風の若者がスマホから目を離し、不思議そうに私を見ていた。オバアサンなんか見ないであなたの頭の上をご覧なさい、と言いたかった。

花壇の隅っこに、手入れを忘れた芍薬が咲いていた。健気です。


広場は、園児たちやら近くの老人施設の利用者やら、老若男女があちらにもこちらにも。
そして、なぜか今日はカラスの団体様も。いつもはムクドリばかりが目立つのに。




写真はそろそろお終いにして俳句でも、と池の前のベンチに坐ってみたものの、もう帰宅しないと昼食時間が・・


帰ろうとしたら、カワセミ撮りらしき大砲カメラを抱えた男性が「今日は居ますね」と話かけてきた。
私のお粗末な望遠レンズを見て、カワセミと撮りにきたのだと思ったらしい。そうではないけれど、居れば撮りたい。と思って帰路に池を見たら居たことは居た、でも止まった場所が池の隅の最悪の光景の場所。でも、久しぶりの出会いだった。さて撮れる設定にしてみよう、と思ったらカワセミくんは飛び去った。気まぐれな鳥。


ちょっと汗ばむ、でも快適な4500歩だった。

夏芝を鴉の歩く走る跳ぶ   KUMI
コメント (4)
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