秋霖（しゅうりん）

天気　雨

写真は、花水木の実。我が家のあたりでは葉っぱがきれいに紅葉しないけれど、昭和記念公園では赤く色づいていた。

昨日の夏の蒸し暑さが一転、9月初旬から11月半ばへ季節が飛んでしまった。
とても困る。体がついていかない。しかも、この天気が少なくとも一週間は続くというから、秋の梅雨状態＝秋霖としか言いようがない。
歳時記では、秋雨・秋黴雨（秋ついり）・秋の村雨、などと載っている。なんとも寂しい季語。

13日の金曜日、年金支給日だ。今朝はしっかりと覚えていた。午前中に銀行へ行き景品の花の鉢をもらい、すぐに植えた。植えたら満足してしまい、写真を忘れた。当分は咲いているので急がなくても大丈夫だ。
午後は、ようやく夏物のTシャツなどを片付け、薄いセーターを出しておいた。昨日まではTシャツが必要だったのだ。ついでに不要な衣類を捨てることにした。片付けなければ、という不用品だらけで、それも姉の後始末などで手の回らないままだった。そろそろ後始末の「お仕事」もお終いに近いので、さて、これからは自分の後始末だ。
心臓が壊れて、自分の余命をなんとなく思うようになって、終活を始めよう、と思った頃に姉が倒れたのだ。気持ちがようやく自分の方へ向いたものの・・ちょっと片付けただけで体がついていけず疲れた。ボチボチとやりましょう、と、自分に言い聞かせる。

服といふ思ひ出捨つる冬支度　　　KUMI