KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

大雨そして、へぎ蕎麦

2017年10月29日 | 暮らしのつぶやき
天気 大雨

台風の影響の雨、昼前に大雨注意報が出て、それ以後ずっと降り続いている。
家から見下ろす桜の葉っぱが急に色づいていく。そうでなくても先週の台風の風で葉っぱが少なくなっているのに、明日はまた散っていきそうで何だか寂しい。

という日、外へ出られなくて、だからといって何をするでもなく・・ひたすら、気象病の体調を嘆く、という消極的な日になってしまった。
昼食には、注文で手に入った本場、新潟・小千谷の「へぎ蕎麦」を食べた。


越後のへぎ蕎麦は、南魚沼へ一昨年までは年に何回も行っていたのでよく食べた。越後湯沢の駅近くの蕎麦屋が有名で、あまり蕎麦を好きでない私でも、とても美味しく食べられる。
今日のへぎ蕎麦、乾麺だから不味いかな、と思ったら、以外と美味しくてのど越しが良かった。
へぎ蕎麦は、繋ぎに小麦粉ではなく海藻を使っている。なので乾麺でも粉っぽさがないようだ。色も、ほんのりと薄緑だ。

私はうどん派。子供の頃に育った地には蕎麦を食べる習慣がなかった。うどんは、家で母が作った。でも、あまり美味しいものではなくて、好きにはなれなかった。それを好きになったのは、中学3年のときにうどん王国の讃岐へ父の転勤でついていってから。讃岐うどんはさすがに美味しかった。手打ちの麺が店に売っていたので、手軽に買うこともできた。
高校の食堂で「うどん10円、かき揚げ5円」という時代。でも私はその食堂では一度も食べたことがない。貧しいので弁当を持たされていてたし、小遣いで食べる余裕もなかったのだ。
ただ、母と一緒に買い物に行き、たま~に店に入ることがあった。出汁がとっても美味しくて、母の作った醤油色の甘辛いあのうどんは何だったの?と思ったものだ。
蕎麦は、東京へ出て高校を卒業してから初めて食べた。
夫は東京生まれ、東京育ち。東京の人は蕎麦好きが多いようだ。

新蕎麦や八海山の晴れわたり  KUMI
コメント (6)
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