天気 晴
今日の最高気温18℃とか。TVの映像では都心をTシャツ姿で歩く人が・・
というほど暖かいとは感じなかった。昼過ぎに買い物に出たら、北風が強くて暖かいのは風のない建物の陰くらいで。
今日は、俳句のことを。
参加している結社誌とは別に、去年から季刊の俳句誌に参加している。同じ結社の関西の若い俳人二人の主宰するもの。一昨日、冬の部が届いて、あら嬉しい・・という結果だった。二人がそれぞれに選句するという一風変わった句誌、その二人のうちの一人・今井豊氏に7句出句のうち6句を選んでいただけた。
なぜ嬉しいかというと・・秋の誌では、もう一人の中岡氏には6句を選んでいただけたのに今井氏には無視された句が多かった。
今回は逆になった訳で。そして、希林さんの句を選んでもらえたのがとっても嬉しかった。この句、推敲が間に合わなくて午後の句会には出さなかった。あとで「最初に思ったことをそのままに・・」と口語のままの句にして、それで結局は良かったのだ。
自分の句の解説はしない。本物の俳人ではないからそんな資格はないとずっと思っていた・・でもそろそろわが人生も終盤近いから、気が変ってきた。結社の主宰の選んだ句は自解しにくいので「いぶき」で許していただこう。
今回の句、一句目二句目はとっても気に入っていた。雨の武相荘での吟行で作ったもの。入口の大きな白い萩を見ていたら、その数日前に亡くなった希林さんのことを思い出した。派手さはないのにどっしりとした萩の存在感と、希林さんの染めない白髪混じりの髪とがどこかで交錯したのかもしれない。二句目は、武相荘の主のことを。
三句目は、いつも散歩の公園で、保育園児が「だるまさんがころんだ」を保育士さんとやっていて懐かしかった。
四句目、毎日富士山を眺めていれば当たり前すぎる感動のない句、と私は思う。でも、関西に住む選者には違う気持が働いてくれたのかもしれない。
五句目は、近所の薬師堂の御開帳で詠んだ。蓮の実はずっと離れたお寺の境内にあるけれど、ここまで飛ばしてもいいかも・・と。
六句目は、私も子規のように柿が大好物なだけで。
次回春号の締め切りが今月末だ。このところ句を作るどころではない日々・・でもやはり作らなくては。
富士の生む雲やはらかし春立つ日 KUMI
今日の最高気温18℃とか。TVの映像では都心をTシャツ姿で歩く人が・・
というほど暖かいとは感じなかった。昼過ぎに買い物に出たら、北風が強くて暖かいのは風のない建物の陰くらいで。
今日は、俳句のことを。
参加している結社誌とは別に、去年から季刊の俳句誌に参加している。同じ結社の関西の若い俳人二人の主宰するもの。一昨日、冬の部が届いて、あら嬉しい・・という結果だった。二人がそれぞれに選句するという一風変わった句誌、その二人のうちの一人・今井豊氏に7句出句のうち6句を選んでいただけた。
なぜ嬉しいかというと・・秋の誌では、もう一人の中岡氏には6句を選んでいただけたのに今井氏には無視された句が多かった。
今回は逆になった訳で。そして、希林さんの句を選んでもらえたのがとっても嬉しかった。この句、推敲が間に合わなくて午後の句会には出さなかった。あとで「最初に思ったことをそのままに・・」と口語のままの句にして、それで結局は良かったのだ。
自分の句の解説はしない。本物の俳人ではないからそんな資格はないとずっと思っていた・・でもそろそろわが人生も終盤近いから、気が変ってきた。結社の主宰の選んだ句は自解しにくいので「いぶき」で許していただこう。
今回の句、一句目二句目はとっても気に入っていた。雨の武相荘での吟行で作ったもの。入口の大きな白い萩を見ていたら、その数日前に亡くなった希林さんのことを思い出した。派手さはないのにどっしりとした萩の存在感と、希林さんの染めない白髪混じりの髪とがどこかで交錯したのかもしれない。二句目は、武相荘の主のことを。
三句目は、いつも散歩の公園で、保育園児が「だるまさんがころんだ」を保育士さんとやっていて懐かしかった。
四句目、毎日富士山を眺めていれば当たり前すぎる感動のない句、と私は思う。でも、関西に住む選者には違う気持が働いてくれたのかもしれない。
五句目は、近所の薬師堂の御開帳で詠んだ。蓮の実はずっと離れたお寺の境内にあるけれど、ここまで飛ばしてもいいかも・・と。
六句目は、私も子規のように柿が大好物なだけで。
次回春号の締め切りが今月末だ。このところ句を作るどころではない日々・・でもやはり作らなくては。
富士の生む雲やはらかし春立つ日 KUMI