KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

平成31年4月1日

2019年04月01日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴のち降ったり止んだり

新元号が発表される日とあって、日本中がソワソワしている日。
「令和」とTV発表された時間に私はどこに居たかというと・・夫が今日から治療のために5日間の入院をする、上の写真の風景の見える病院の10階に居た。患者と見舞い客が談笑したり出来る広いデイルーム。その窓から東を臨む風景で、我が家から徒歩圏内の見ごろの桜が見下ろせる。
ただ、スマホ写真にすると逆光で桜があまり写っていない。
病棟の真下に見える桜。


平成、という元号は、あまり使ったことがない。必要な時以外は元号ではなく西暦を使うことにしているので、「昭和」は生年月日を書くのにうんざりするほど使ったけれど、「平成」は・・ま、必要があまりなかった訳で。
平成になった時はまだ現役で、新しい元号云々を言う余裕もなく、書類の昭和を消して平成に変えたり、という作業に追われていたことを思い出す。天皇の崩御、ということもあり、無論、お祝いムードどころか暗い気分で新元号を迎えた。

でも、今月もあまり楽しい気分ではない。とても言いやすく見た目にも親しめる「令和」。
今月は私の病院での検査も始まるし、夫の入院で始まったし、何だか明るい気分になれない。おまけに、桜が見ごろでも陽気は冬で、箱根で雪が降っている、というし・・

ともあれ、もう使えなくなる「平成」を、珍しく見出しに使ってみた。30年も平成を生きていたのに、気分は昭和の続きを生きたような日々だった。

病院から帰宅して、雨の上がった時間に我が家から桜を見下ろして。こちらはカメラです。


上の方は、まだ咲いていない枝も。



昭和平成そして令和の花を見ん  KUMI
コメント (4)
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