KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

市議会議員選挙

2019年04月21日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

統一地方選、我が市は市議選だけが行われた。近所の小学校が投票所。午前10時頃のことで行きも帰りも道ですれ違うのは高齢者が圧倒的だった。たまに子供連れの夫婦が居たり。この地域、小学校の生徒数は増えていくくらい新しいマンションが建っていて、全体的には高齢化地域ではないのだけれど。
ともかく18歳が行くとは思えない。

最近、子供の頃のことをよく思い出す。この現象は余命が少なくなった証拠・・などとどこかで読んだような。
私が小学低学年の頃、選挙は田舎の人にとって「ハレの日」だったようだ。わが家の前の国道を行けば投票所の小学校。女性参政権が与えられたばかりだったから、農家のおばさんたちには晴れがましい気分の投票所行きだったようで、みな、「一張羅」の晴れ着を着ていた。その和服姿で30分以上もかけて歩き、隣の集落から投票所を目指していくのが我が家から見えた。
そういう時代もあったのだ。今や、若い人にとって投票に行くなぞ「ダサい」ことらしい。
ゴミ処理も道路の修理も、予算を決めるのは市議会なのですよ。災害があったら、頼るのは市役所でしょ。もっと選挙の意味を考えましょうね、若い皆さま。

投票者迎へるやうにチューリップ  KUMI
コメント (4)
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