KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

世の中、変遷の速さ

2022年10月16日 | 俳句

天気 曇一時晴

 

今年は、コスモスを全く見ていないことに気付いた。

僅か10日ここを留守にしていただけなのに、施設の職員に知らない顔の人が居たり、入所者に新しい人が居たり、移り変りの激しいこと。ことに職員は、9月から随分変わった。何人かの介護福祉士は変わらないが、介護士は長く居た人が転勤したり辞めたらしき人が居たり・・もう、覚えきれなくて、スマホのメモ帳に名前をとりあえずは書いておくものの、名前と顔が一致しなかったり。顔の確認の出来ないマスク暮らしの間は仕方がないのかも。

(註・介護福祉士は国の資格認定が必要なので全員が正社員)

人手不足のときに来る派遣会社の人も居るし・・ややこしい。

ま、認知症の入所者のように「お兄さん」「お姉さん」と呼び掛けて終われば楽になれるけれど、私が逆の立場だったら、厭です。名前を呼ばれたい。

以前は、全国的に東南アジアから介護のための人材確保する話が進んでいたけれど、今はもう、日本へ来たがる人たちは居ないのではないだろうか。韓国や中国の方が稼げる時代になっているらしい。話は違うが、安い日本の給料を嫌い、若者は外国へ出稼ぎに・・というニュースを昨夜見て、なるほど、と頷けた。物価の安さが何より大事な日本人に合わせた政策が結果、安っぽい日本を作っている、ということ。

超高齢化社会へ突入するけれど、介護する人の居ない社会・・考えただけでもぞっとする。私はその前にサヨナラします。

歩行力もそう簡単に戻らないようだし、何か良いことないかなあ・・と眺めても曇天が拡がるばかりの空だ。

(病院で、本当に久々に母の夢を見た。少しぎょっとした)

花野にて母と逢ふ夢無音なり  KUMI

コメント (4)
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