KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

頑張ろう、と思ったのに

2022年10月20日 | 俳句

天気 晴

 

朝から空はスッキリ。いつもの今頃なら、富士山はかなりの雪化粧をしている筈が、今年はなぜかすっぴんのままだ。関東平野はかなり冷えて雨も降ったから、富士山にも降ったと思ったのに。

今までの病気治療でもかなり体力減退はしてきたが、イレウスというヤツはとんでもなく体力を削る病気、と知った。手術は出来ない高齢者だったが入院したのは外科病棟。消化器外科の分類に入るのだろうか。で、書いたとおり、丸々1週間、完全な絶食絶飲で治療、その間は治療のドレーンとは別に点滴24時間ぶっ通し、だった。つまりは栄養も投薬も点滴の管から入れて。

そんな絶食フラフラ状態なのに、治療のための鼻からのドレーンが抜けたら「はい、今日から歩行のリハビリをしましょう」と、リハビリ担当の若い男性療法士がやってきた。そりゃ、若い男性に手をとられてのリハビリは悪くない、でも、1週間も飲まず食わずで頭も体もフワフワ状態ではねえ・・点滴台を引きずって廊下を少し歩いただけでもう精力使い果たし、ベッドに座って足を動かしてもらい・・とそこまでで主治医がやってきたので解放された。ともかく、1週間、トイレ以外は全く歩かなかったのにまだ歩ける、ということだけは確認できた。恐れていた車椅子で退院、は免れた訳で。

退院したあとも、とにかく歩こうにもフラフラ状態からなかなか脱出出来ない。施設内は手摺り完備、フラットな床。危険も何もないが、昨日初めて通院で少しは段差のある場所を歩いた。まだまだ動悸息切れが・・状態だった。

しかし今日は一念発起。自分の足で歩かねばならぬ、安静にせよ、という指示の出ている患者ではない。自分で歩いて、明日は眼科へ行かねばならぬ。なぜかというと、点眼薬が残り少なくなったので誰か職員に薬を貰いに代行を頼もうとしたら、人手がないのだろう、ケアマネさんが「私が時間作って行ければ・・」と。事務室に居た介護士は「誰か身内にでも頼む?」と。以前は、通院付き添い、買い物付き添い、などなど無論費用を払えば頼めたらしいが・・たかが徒歩10分の眼科へ行くのに、遠く住む身内に仕事休ませて来てもらうなんて・・

そりゃ、約束が違う云々と言うのは簡単だが、要は私が1ヶ月前と同じく動ければいいのだ。眼科までの片道10分も今の私の歩行状態では30分くらいかかりそう。と思いつつ、午後は、太陽を浴びつつリハビリに近所を歩いてみた。ソロソロゆっくり・・ま、眼科への片道分1500歩くらいかな?休みながら歩けば行けないこともない。足を痛めている訳ではないのだから。日本全国、どこもかしこも人手不足、自分で出来ることは自分でせねばならぬ。金を出しても解決されないことがこれからはどんどん出てきそうだ。

リハビリ散歩で、ムラサキシキブの盛りを見ることが出来た。

さて、午後4時半ごろ、ここまで書いてあとは夜になったら・・と思いながら、どうもさっきから右の腰のあたりが痛い。病院での尻餅の後遺症が執拗に痛いので、パソコンデスクの椅子も斜めに座ったり・・そのせいかも、と思いつつも痛いところを確認したら、大変!

30代に一度罹患したことのある帯状疱疹に似た発疹が腰に出来ていて・・午前中シャワーを浴びたときは全く何もなかった筈。正面に見える場所だから見落とすことはない。

ナース控室へすっ飛んで行ってきた。間違いないでしょう・・・という答えだった。幸いなことに明日は内科医の診察日だ。幸いなこと?でもこれは泣きっ面に蜂。

ということです。続きはまたあした。

 

昼の虫今日も病名ひとつ増え  KUMI

コメント (2)
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