KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

人生二度目の帯状疱疹

2022年10月22日 | 俳句

天気 曇

何で又もや忘れていた病気が復活するの・・という感じで、帯状疱疹がやってきた。30代に一度罹患していて、背中の神経に沿って湿疹が出来て、水疱瘡みたいなもの、と診断された。治っても神経痛のようなピリピリした痛みが、1ヶ月くらい続いた覚えがある。若かったのでさして苦にも思わず、仕事も家事も普通にこなしていた記憶。おまけに、背中だったので自分ではあまり見えない場所だった。「大抵の人は一度罹れば二度はなりませんよ」と、当時の内科医は言っていたけれど、かなり後になってそんなことはない、と知った。だから、今回は、免疫力低下している状態だし仕方ないか、と思ったものの・・

ネットでちょっと調べたら、やっぱり再発する人は何%単位らしい。

籤運悪くてもこういうことの運は相当に良いのだ。懐かしいようなぴりぴりの痛みが、前とは違う場所に・・前は背中だったから、今回は腰回り・・。再発は同じ場所に出ないが左右は同じ方に出るにだという。をの通りで、今回も右側だ。発症後72時間以内に投薬すれば効果あり、と書いてあった。それを信じることにした。

イレウスのことを思えばどうという症状でもないのだが、昨日は、そのせいかどうか、朝から酷い目眩がして倒れそうになった。最近は正常値をほぼ保っていた血圧が乱高下したせいらしい。内科医の診察日でもあるし、一日部屋で安静にしていた。なんということ。ようやく体を動かせると思ったのに、また振出しに戻った?眼科通院というリハビリは延期、点眼薬は、先日通院に付き添ってくれた後輩が、外出ついでに立ち寄ってクリニックに行ってくれた。これでドライアイにはならずに済みそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という一日、昨日思ったこと。一昨日も痛感したが、施設は人材不足。人数は法定通りかもしれないが、今まで居た職員が転勤して派遣の人に変ったり、新しく本社から来たりで慣れていない。私のことはどういう風に引き継がれているのか、顔見知りの介護士はたまに「体調はどうですか」と聞いてくれるが、昨日はそんな職員は殆ど居なかった。目眩がひどくて食堂へ行けず部屋へ食事を運んでくれても、なぜこの人は歩けるのに食堂へ来ないの?と思っているような・・引継ぎ事項に「KUMIさんは昼は部屋食」としか書いてないのか。理由なく部屋へ引き籠ったりしません。極めつけは夕食。3時には全室にお茶とお菓子が配られる。これは入所者の無事の確認も兼ねている筈。そのとき「まだ自信がないから、夕食も部屋へお願いしますね」と言っておいた。わかりました、と返事をしたような・・

しかし、夕食時間になったら、その3時の時の職員は早番で帰ったのだろうか、夕食時間を10分ほど過ぎたとき、今月転勤してきた別の介護士が「夕食時間です、食堂へお願いします」と呼びに来たのだ。私は呼ばれなくても必ず時間前には行く。体調悪くて部屋で食事する人は何人も居ないというのに、それすらも周知していない?

「ごめんなさいね、私、朝から体調悪くて食堂へ行けなくて食事は運んでもらってるの」と説明すると、何も言わずにドアを閉めて・・食事は運んでくれたけれど、何で私が気を使わねばならないのよ。ケアマネさんにそんな文句を言っても多分、彼女も聞き流すだけだろう。

サービス低下はそれだけではなく、諸々あり、文句を言いたいことが山ほど。でも、その元気もないし「そんなに厭なら退所いただいて」と言われても、私はホームレス、新しい施設を探すことも出来ない。慣れていない介護士にはたったひと言の「今日は体調、大丈夫ですか」を言葉に出す余裕もないのだろう。でも、そのたったひと言が大事。入所した頃は、結構職員も楽しそうで、入所者と世間話もしたし談笑して過ごす時間もあったのにねえ・・何が、そうしてしまったのだろう?

コロナのせい?いえいえ、私が入所した頃はコロナ禍のパンデミック直前でした。

ま、文句ばっかり言っていても楽しくない。このぴりぴりの痛みに負けないよう頑張ろう・・ってもう、気力半減。

 

鴉のみ見て過ごす窓秋曇  KUMI

コメント (6)
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