KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

「ジェットコースター型」気象

2023年11月28日 | 俳句
天気 晴

昨日いちにち、ほぼ動けないくらいの目眩と格闘する破目になった。
天気予報で、11月の気温を折れ線グラフで表してくれた。夏日から冬日、朝は霜の降りる一歩手前の冬の一桁気温で昼間はポカポカ陽気、などなど。グラフはジェットコースターみたいだった。富士急ハイランド名物のジェットコースター・フジヤマみたい・・怖くて乗れなかったけれど。
今まさに、それに乗せられているような毎日なのだ。週間天気を見たら、今日の昼間のポカポカ陽気でお終いらしい。明日からは普通に初冬の天気となるようだ。寒いなら寒いで落ち着いた天候になれば、私の目眩も少しは改善するだろう。


という訳で、昨日はフラフラしながら朝は食堂へ行き、何とか食べたものの、部屋へ帰るのが必死だった。万一転倒したら迷惑になるので、昨日の昼・夕・今日の朝食と部屋へ運んでもらった。ホテルのルームサービスみたいで楽じゃないの、と思うけれど、そうでもない。食堂の配膳が終ってからなので冷え切っていることがある。
元気なら部屋の外に出れば電子レンジがあるけれど、元気な時に部屋食にすることはない。体調悪化以外の理由なら一回500円の料金が必要だ。
今朝は、30分以上も待たされた。冷えた味噌汁は飲みたくないので「温めてくる」と部屋を出ようとしたら夜勤だった介護士が「私がします。こちらの都合で遅れたのだから」と。「何かあったの?誰か問題起こしたり、とか」
そういうことも多々ある。起こしに行ったら具合が悪くて動けない人が居た・・などなど。
今朝は、隔日で透析に行っている人が、皆よりも30分早く食事をしなければいけないのに起きられなかったのだそうだ。迎えの車が来てしまうので、バタバタだった・・とか。朝食は食堂へ行かないと・・と思い知らされた。早番の介護士の来るのは7時なので、何かあったら私にかけている時間はない。最近、6時でも暗いので、目覚ましを使えない人(認知症の人はほぼ使えないようだ)を起こすのが大変らしい。歩けるのにエレベーターの乗り方が解らなくなった人も増えているし。自分で食堂へ移動出来る私のような者の方が少ない。

私の入所時から居るベテラン介護士が、先日、愚痴を言った。
「ここは、介護度に関係なく希望者はみんな受け入れるみたい」
やっぱりねえ。施設によっては、介護度の高い認知症や車椅子の人は入所中の者とのバランスを考えて、断ることもあるという。公営の養護施設ではないのだから、断ることも出来るのだろう。ここは駅に近くて人気があるので、空いてもすぐに埋まってしまうのだ。

昼食からは食堂へ行くことにした。気温が上昇して、急降下したジェットコースターのスピードが緩くなったような感じで、目眩も半減してきた。普段でも消えない目眩なので仕方なし。それに加えて免疫療法の副作用の一番強い2週目。生きているのだから我慢我慢。

日の眩し落葉払つて坐すベンチ  KUMI
コメント (3)
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