KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

半世紀

2018年11月25日 | 料理
天気 曇がちのち晴

快晴、とはいかなかったものの、午後には晴れて、日暮れになって富士山がしっかりと見えてきた。
日没後に薄っすらとたなびく雲が染まった。富士山の周辺に沈むこれからの時期にはよく見られる夕焼け。

さて、昨日、大阪での万博開催が決まった、とニュースになった。
開催の年は、前回の大阪万博から55年経つことになるのだという。ところが・・大変な騒ぎとなっていたらしい大阪万博、私にはとんと記憶がない。何だかTVで「月の石」のことだとか会場の凄い人出のことだとか報道されたのを見たような気がする、というくらいで。
なぜ記憶がないのか、とたどってみると、その年に夫の両親を亡くしている。それも、義母の葬儀のあと一ヶ月余りで義父が・・というありさまで。夫29歳。両親はまだ50代だった。近くの葬儀屋が、二度も続いたということで気の毒だから、と費用を割引してくれたくらいだ。
そんなこんなで、万博のことなんて記憶から吹き飛んでいたのだ。
もう、半世紀近くも前のこと。何だか、ずいぶんと長生きをした気分になった。

半世紀前を思へば銀杏散る  KUMI

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬の花火 | トップ | ああ、昭和 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
それはそれは (ふきのとう)
2018-11-26 17:11:01
ご長男でいらっ汁から、お疲れだったことでしょう。
ご主人のご両親、お若くて亡くなられたのですね。

万博と聞いただけで、あまりいい想い出はないのです。
兎も角来客に追われ通し、経済的にも大変でした。
肝心の会場には順番取りばかりで、自分たちか楽しめないと言ったところ。
特に私の父が甥姪五人も連れて来たのには驚きました。
姉達は何を考えて、父に子供ばかりを託したのかと腹も立ちました。
特に、食べ物の高騰には驚きました。
返信する
またまた (ふきのとう)
2018-11-26 17:12:16
誤字脱字ご判読願います。
返信する
ふきのとうさん、大阪在住時代でしたね (KUMI)
2018-11-26 23:01:14
私は記憶にない万博、ふきのとうさんは厭な記憶になっているのですね。
ご親族にとっては、良いときに大阪に転勤になってくれた、というところでしょう。
その気持、解りますけど、せめてご両親だけなら嬉しかったでしょうに。
でも、姪甥の方たちには、良い思い出になっているかと・・

今回はどうなるのでしょうね。
オリンピックの先のことは、とても考えられません。
返信する

コメントを投稿

料理」カテゴリの最新記事