KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

12400句

2011年08月07日 | 俳句
天気 晴のち午後雷雨

結社の事務局からぶ厚い封書が届いた。中は、今年になって参加者を募った「桜百句」の作品集。参加者は主宰も含めて、なんと124人も。その作品を結社の仲間たちががパソコンで打ち、まとめてくれたもの。一人1枚のA4版の裏おもてに印刷してあり、124枚・12400句の作品集となった。



この桜百句、結社に入ったばかりの初心者の頃に若い人が中心となって行っていた。私もそれに加わり、3年続けた。無謀にも初心者ながら参加したのは、ある本で「俳句の上達は年数ではない、句作の数。500句を作れば初心者から抜けることが出来る」と読んだからだ。
50代半ばで俳句を始めて、ともかく旨くなりたい一心の修行・・と思い、最初の年は苦労しながらあちこちと桜を見てまわったものだ。その効果のほどは??だが。

今年は・・震災があって桜どころではない気分だった。が、どんな年でも桜は咲く。初心者の修行ではないし、作ってみて100句に達しなければやめても良い訳で。今年は句作のために桜の名所へ見に出かける予定も作れないし。
と、始めたら何とか100句になった。中味は別として、今年だからこそ作れた句もあって思い出にはなる。
そんな仲間が124人も居て、びっくりした。暇をみて、全国の「この震災の年の桜」の句を読ませていただこうと思う。

涼しかり一万二千四百句 KUMI

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