天気 雨
雪の予報が、夕方近くになっても朝から雨のままだ。まあ降らないに越したことはない。何センチかの雪で東京は大騒ぎになる。
東京の大雪といふ十糎 KUMI
大分前の句だが、越後の一晩50㎝の雪を知っていたから、何とも情けない都会の雪対策。
1週間前、体調不良の時に毎月のLINEの句会日程だった。とても俳句どころではなくて延期してもらい、それが昨日。昨日は何とか俳句を作れる体調になっていた。が、スマホでの入力の指が・・昨日は右手の指が、血行悪いせいで人差し指中指の指先が傷だらけ、薬指しか使えなくなった。せっかく体調は何とかなったのに・・で、仕方なく、俳句も「音声入力」してみた。最近は、ラインやメモなど、入力は音声にしている。でも俳句は無理では・・と思ったら、単語を一つずつにすれば大丈夫、と解った。手指入力と音声との併用だ。
ほぼ8割は音声で済むので、とっても助かった。しめしめ・・最近のアプリは良く解らないけれど便利に出来ている。手の使えない障害者には有難いことだろう。でも音声は独り暮らしだから出来る。家族や人の居る前で「紅梅や・・」なんて呟いていたら、おかしなバアサン、と思われるだけだ。選評も音声で済むので疲れない。こんな時は独りものバンザイ、だ。
今日は節分。このところずっと2月3日なのだが、本当は一日ずれることがある・・ということは歳時記に載っているので知識としては知っていた。今年が久しぶりにそれに当たった。でも、明日、と思っていた人が多いようだ。若い介護士が出勤するまで知らなくて、昼食に節分用の食事が用意されていて「会社は間違っている」と思ったそうだ。
これを食べた入所者の半数以上は、今日が何月何日、かも解っていないと思う。言われればああ節分の頃だったのか、と思うくらいで。
豆まきはしないので、一応大豆入りのご飯。鬼の嫌う鰯は煮物になって・・気分だけの節分。こういう節季や季節の行事はカタチだけでも食事に入れてくれるのが有難い。さすが東京の会社運営の施設、恵方巻なるものは出ない。大体が、節分に恵方巻なる風習のあることを知ったのは、二十数年前のこと。私は一度も節分に太巻きなんか食べたことはない。
昨日の句会から・題薄氷(うすらい)
今や、俳句=認知症予防
薄氷の日差しに押され動き出す KUMI
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