KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

二月が来た

2021年02月01日 | 俳句
天気 晴

外へ出ないと写真が撮れぬ。5年前の今頃の写真。いつも行った府中郷土の森の保存家屋・長屋門の農家。このあたりに結構多い豪農のもの。欅がみごとなので大好きな風景だった。
2月になると広大な梅園があるので、梅祭になる。行きたいなあ・・今頃は寒紅梅が咲き始めている。
同じ日に撮った池の鴨。私のお気に入りの写真なのだが、なぜか、ブログにアップするとあまり鮮明ではない写真になってしまう。


昨日になってもう1月の終わることを知った。慌てて1ヶ月分の句の整理。メモ書きの句帳から推敲しながらノートへ書き写す。句がない! どうにもならない句は無論捨てるのだが、残った句が、なんと、数えるほどしかない・・困った。外へ出ないと俳句も作れぬ。
すべて、緊急事態宣言の外出禁止のせい。と言ってはいけないのです。句の作れぬ言い訳でしかない。でも事実は事実で。
出かけないとどうにもならないのが、吟行で句を作っていた私の困ったところ。
それでも、家事をしていれば台所仕事や料理に季語があるので何とか出来る。
今は、自分で料理は作らないし、外出禁止だし、これでは、私のような句作りをしていたのではお手上げになって当たり前だ。いつかは、こんな日が来るだろうと思っていたけれど・・「プレバト」のように題を出して、創作するしかないようだ。テレビ俳句・フィクション俳句は苦手、などと言っていられなくなった。来月の結社誌への5句は何とかなるが、もう一つの季刊誌への7句の締め切りもある。崖っぷち。
 
空白の多き句帳のまま二月  KUMI
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (汐海さくら)
2021-02-01 21:10:27
わたしも、一日一句になりました。。お花や野菜、買い物くらいでしか作れません。虚構はなるべく詠みたくなくなりました。こういう話をできる方もまわりにはいません。。こういう世の中で、いつもアクセスすみません。
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自粛期間延長 (ふきのとう)
2021-02-02 09:43:41
自粛期間が更に延長されましたね。kumiさんほどの句作力をお持ちの方でもも目に見えるものが室内では限られてしまいますね。マンションでは眼前に富士山も見えましたしお散歩も時間帯を選ぶことも出来ましたのに、個人の体調を顧慮して近回りの外出をさせてくれるといいですのにね。
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Unknown (小父さんK)
2021-02-02 13:29:47
>来月の結社誌への5句は何とかなるが、もう一つの季刊誌への7句の締め切りもある。

そんなにたくさんの宿題があるのですか!

よくプロの作家や随筆家が、締め切り間際の原稿取りに催促されるドラマを観ますが、あんなシーンを思い浮かべます。

私も月の句会に三つ作るのにもヒーヒー言ってました。
ブログを毎日更新しようとしても似た印象がありますね(笑)

森の保存家屋や欅がとっても素敵です。
池の鴨の写真も波紋もあり好きです。

「空白の多き句帳のまま二月」

ありゃ、夏休み終わりまじかな小学生を思い出しました(笑)

有難うございました。
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さくらさん、「季語の現場」 (KUMI)
2021-02-02 16:12:30
主宰のおっしゃる「季語の現場」が何よりも大事ですよ~
スーパーはまさに季語の売り場ですねえ。
俳句は頭で作るものではないと思います。

何しろ、コロナのせいで心身ともに弱っています、句友とも会えませんし。
さくらさんに訪問していただけて、私も元気が出ますよ、大歓迎です。
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ふきのとうさん、昨日は愚痴・・ (KUMI)
2021-02-02 16:16:18
句の出来ない時は、何かを理由の言い訳をしてしまいます。事実ではあるますけど、私のような環境で句作を続けている人はたくさん居るのですから、頑張らなくては、です。
でも、この閉じ込めが2ヶ月、となったら俳句云々ではなく病気になります。何とか、近くの人の居ない道くらい歩けるように交渉します。あの広大な公園までも、10分なのですよ~もったいないでしょ。
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小父さん、宿題、ですか(笑) (KUMI)
2021-02-02 16:27:10
宿題、と思ったことはありませんけれど、修行ですね。
しなくても誰にも責められません。
お金にもならないこと、結局は自分のためですから、小説家とは全く違いますねえ。
ブログと似ているかもしれませんね。こちらは、「生きてる証明」の発信です。

コロナがなければ、を持って行ける場所がありこちにあります。
今の体力なら、辛うじてまだ行けそうです。
そんな日は、元気なうちには望めないようなので、古い写真も出すことにしました。
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