KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

曼珠沙華

2010年09月25日 | 俳句
天気 曇のち晴

結局、腰痛は良くならず今日の吟行句会は欠席した。
といっても歩くことには不自由はない。ただ、しばらく座っていて立とうとするとすんなり立てない。なので、パソコンの前からも立ったり座ったり・・昼過ぎに、天気も良くなったので駅前の本屋まで行ってみた。大丈夫、外歩きに支障なない。あとは句会でじっと座っていられるかどうか、の問題。
来月の連休に秩父の鍛錬句会がある。今度は結構歩く札所もありそうなので、それまで無理はしないことだ。

今年のヒガンバナは、遅かった。わが家の(マンションの)裏側にたくさん咲くのだが、お彼岸に入っても咲かなかった。ところが、気温の低くなった一昨日からいっせいに咲き、今は満開の所もある。
やはりヒガンバナだなあ、と思う。

という日、吟行句会を休んでしょんぼりしていたら、結社の10月号が届いた。
開いてみると、何と、わが句が巻頭20句の6番目になっていた。びっくり。

実梅落つ昨日のことを悔いをれば KUMI

向島百花園での吟行句会で作った句だ。なかなか句作モードに入れないで梅の木を見上げていたら、目の前に音もなく実梅がころがり落ちた。
今年は、6月号でも巻頭に入っていたので、もう暫くは無理だろうと思っていたのだ。
最近、主宰の選は厳しくて、5句の投句で4句を選ばれるのさえ難しくなっているというのに、ちょっとラッキーな日になった。

生きてゐる者へ咲きつぐ曼珠沙華 KUMI
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秋冷

2010年09月24日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇

一昨日の真夏日が、今日はもう秋深む、という空気になってしまった。
体調がついていかず、暫くおとなしくしてくれていた腰痛がじわじわと。朝起きてちょっと痛いなあ、と思ったら、昼頃にはだんだん痛くなってしまった。
午後は内科の通院日、ついでに同じビル内の整形外科へいつものリハビリ。今日は首の牽引のほかに腰の治療もしてもらった。が、一度くらいで治る訳もない。おまけに、終わってから行った内科では1時間も待たされた。ソファにじっと座っているのが私の腰痛にはいちばん良くない。

さて、明日は楽しみにしていた深大寺での吟行句会。
一晩で回復するとは思えないけれど・・朝になったら考えよう。

貨車長き音を曳きゆく夜寒かな KUMI

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秋雨前線

2010年09月23日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨

昨日の暑さは何だったの、というような秋への模様替えの雨の一日。
昼過ぎまで雷鳴が轟いた。暑さと寒さとの闘いなのだろう。雲が北から南へ流れていくのは、寒気の方が勝っているということか。
二日続きで家を空けたので、大雨は家に篭もるにはちょうど良い。が、雷が怖くて、雷鳴が強くなるたびにパソコンを消し、電源を切り・・。
こんな日は落雷でパソコンが壊れた知人の話が頭をよぎる。パソコンをつけたまま長電話をしていたら、マンションに落雷があったそうだ。

さて、明日はもっと気温が下がるとか。着るものもあっという間に真夏からの切り替えが必要になった。

雲速し秋雨前線南下中 KUMI
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吟行句会・生田緑地

2010年09月22日 | 俳句
天気 晴 夜小雨

やっと秋に近づいたと思ったら、昨日からまた暑さがぶり返した。
しかも、今日の暑さはこの時期には尋常でない、というくらいだった。が、さすがに日陰に入れば風が涼しく。それでも、吟行地の生田緑地までは向丘遊園駅からゆるい登り坂。到着するまでに汗びっしょりとなってしまった。
あまりの暑さに歩きたくなくて、民家園の中の日陰で風のある所に休み、外へ出てまた涼しい木陰で休み、早めに食事をするためレストランで休み・・休んでばかりで。
今日あたりはももう、本格的に秋を楽しめるかも、と思っていたのに。
暑さのせいばかりではなく、今日は参加者が僅か6名といつもの半数だった。


今日は仲秋の名月。8時頃には東の空にみごとな月が輝いていたのだが・・今は雨になってしまった。
ということで、月が西側に回ってくれればベランダから撮れると思っていたのも無理になった。残念。
写真は去年のもの。ま、十五夜に去年も今年もないだろう。



ひとむらの芒きらきら月を待つ KUMI
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花と富士

2010年09月21日 | 旅行
天気 晴

祝日の合間、墓参りに。墓参りも三十三回忌が済んでしまえば帰りに寄る富士山麓の温泉と風景が楽しみ・・という何とも不謹慎な行事になっている。
いずれは自分の入る墓。最近はだんだんそれが近づくな、と思いつつも、生きている限りは大きな富士山を眺める楽しみも忘れたくない。

今日は、これまで寄ったことのない「花の都公園」という山中湖に近い公園へ行ってみた。
いちめんのコスモスの向こうに富士山がどっしりと・・という構図の写真をあちこちで見ていて、それを期待して。
が・・ちょっとその期待は外れた。確かにコスモスやその他の花が一面に咲いてはいたが、何かが違う。迫力のある富士山も何とか見えてはいたが、腰を据えてカメラを構える気になれない。何なのだろう? 花の勢いがあまりないせい、だけではない。
花なら、西湖の芝桜や鳴沢のミツバツツジの方がずっといい。
もっとも、カメラも、なぜか使い慣れたズームのレンズを忘れてしまい、近写向きのレンズだけ装着していたので、気力を削がれたのかもしれない。

いつもの日帰り温泉に寄って帰った。温泉も久しぶりで、こちらは大満足。







コスモスや生れては消ゆる富士の雲 KUMI
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