斑雪（はだれゆき）

天気　晴

久しぶりに朝の富士山がきらきら輝いていた。
周りの山並は高い嶺だけではなく雪を被っていて、季語で言えば「斑雪」の風情、もっと真っ白になっているかと思ったのだが。
それでも、いつもと違う風景なので写真を撮っておいた・・つもりが、午後になって取り込んでみたら、あら、ひどい手ブレ。何これ、である。寝起きで気合が全く入っていなかったようだ。
今日は暖かくて、午後には山並もぼんやりと霞の中。やはり寒中とは違う。

ということで、日没後の、ちょっと春らしくなった風景を。

斑雪嶺（はだらね）を踏まへ遠富士燦燦と　KUMI

梅林

天気　午前一時雪のち曇夕方小雨

あれ、と思うくらい雪は積もらなかった。
朝、カーテンを開けてみたら、曇空にちょっとだけ白い街並。



車の上には結構積もっているし、公園なら少しは雪景色になっていそう・・と思い府中郷土の森の梅林へ行ってみることにした。南へ約5キロくらいだろうか。
ところが・・南へ行くに従って積もった雪がすくなくなって。
梅林はこんな感じ。



この梅林は木の種類が多いので、寒のうちから咲く紅梅に始まり、桜の季節近くに咲く木まで色々ある。







雪に梅、の写真は去年撮れたので、仕方ないか、と。そのうちに小雪が舞い出してカメラが濡れるようになった。途中で切り上げて園内の博物館へ。

まったく降らない日々にうんざりしていたのに、もう青空が見たくなった。

ひとめぐりして梅林の静けさよ　KUMI

春の雪

天気　雪　一時みぞれ

朝起きたら雪景色？と思っていたら、まだ降り出したばかりだった。
みぞれになったりで積もる気配はない、と思っていたら、午後になって雪っぽくなった。日暮までは、写真にするほどには積もらなかった。
明日までこれが続けば少しは積もるかもしれない。適当に積もって雪景色を楽しませてくれれば十分。

部屋に、こんなものが育っている。

芽の出てしまった玉ねぎをグラスに立てておくと、自分の栄養だけでここまで育つ。
育った葉っぱは、時々摘んで薬味に出来る。
芽が出てしまうまで玉ねぎをほっておくものぐさの結果ではあるけれど・・

淡雪や屋根から屋根へ群雀　KUMI

春の兆し

天気　晴のち曇りがち

午後、少し暖かい日差しだったので久しぶりに公園へ行ってみた。風がないので寒さは感じない。
公園の入り口にマンサクが咲き始めていた。これがまず、春の始まり。



公園には大木の辛夷の木が2本ある。見上げるとつぼみがいっぱい。今年は花がたくさん咲きそうだ。そういえば、今年の桜はつぼみが多くてきれいに咲きそうとか。



公園では、近くの小学校の生徒が園内一周の駅伝をしていた。5年生くらいだろうか。一周は500ｍを一人が走る。自分たちで作ったタスキをかけて。父兄も見にきていたから、学校の行事のひとつなのだろう。広い公園を校庭のように使えるこの小学校は恵まれている。

さて、今夜から雪だという。でも、本当に積もるのだろうか？　雪の来るようなしんしんとした寒さではないが・・

いつせいに空へ辛夷の芽の光　KUMI

牡丹雪

天気　雪のち午後晴

雪、といっても大きな牡丹雪。まさに春の雪だ。久しぶりに湿気を感じてほっとした。
明後日には本格的な雪になるという。関東平野に雪が来るのは大体が立春を過ぎてから。昔は「台湾○○」と言った低気圧が沖合を通る。空っ風のお終いの天気図だ。

梅も咲き揃ったかなあ、と思いつつ、なかなか公園へ確かめに行けない。
去年の今頃は雪の積もった梅園へ行けたけれど、明後日も雪が積もってくれるだろうか？
少しだけ期待。

ぼたん雪街のざはめき遠ざかり　KUMI