KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

パンジー

2014年04月20日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇一時晴

気温の低いのは相変わらず。この時期の寒さは、散歩に行く気分にもなれなかった。
なので、ベランダの花の写真を残しておこう、と、毎日咲いてくれるパンジーが盛りのようなのでパチリ。


このパンジー、どちらも年金支給日に銀行から貰ったものだ。
紫の方は昨年10月、黄色い方は今年2月。紫の方は大きな鉢から溢れるくらいに咲いている。12月にはヴィオラを貰ってきたが、大雪の日に雪を被り過ぎたのかあまり育ちが良くない。

パンジー二鉢年金支給の日  KUMI

という句が4年前に結社誌の巻頭句のひとつになったことがある。え?こんな句でいいの?と思った。多分、主宰の中では年金を貰った日にパンジーを買って帰る、というイメージだったのかとも思って恐縮した。ま、句の解釈は読んだ人も自由でもあるけれど。

実はこの夏、マンションの改修工事があるのでベランダを全部「から」にしなくてはならない時期がある。何日になるのかは不明だが、改修工事の間は建物に大きな紗の「覆い」をかけてしまうので、日当たりも悪くなる。一年草は全部捨てるつもり。ミニバラとゼラニウムは枯らせたくないのでどうしよう・・コーヒーの木は今は外に出しているが、元々家の中なので大丈夫と思うけれど。
その他もろもろ、ベランダの片づけを思うとちょっとユウウツ。

春陰や鴉は町を睥睨す  KUMI
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句会・大久保

2014年04月19日 | 俳句
天気 晴のち曇

雨は続かなかったものの、気温がぐんと下がった。4月中旬になれば寒いと感じることはないはずが、外へ出たら風の冷たさに驚いた。
という日、大久保の俳句会館での句会。
今日は都合の悪い人が何人か居る、とは聞いていたが、集まったのはなんと5人だけ。いつもなら少なくても8人は参加するのに。それにプラスして手紙での投句が遠隔地の2人のほかに4人も居て、9人分の句を5人で選句するという何ともはや・・

ということで、不参加者に句に良いものが多くて、私の句は沈没。
先週日曜の結社の句会のあと、あまり句作には気を入れなかった結果だから仕方がない。
来週の吟行句会では頑張ろう。

甲高き異国のことば花水木  KUMI
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菜種梅雨?

2014年04月18日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨

昨日までの暖かさから一変、昏い小雨になった。週明けまで続きそうだから、歳時記にある「菜種梅雨」、とでも言えるのかもしれない。
桜は雨と一緒に蘂を降らせるばかり、でも家の前の八重桜の濃い色の方が満開になった。ベランダから見下ろした風景。手前の欅の新緑は、一晩で景色が変るくらいに早い育ちよう。

雨で、遠出の予定を延期した。
時間が余ったので、久しぶりに通院ではなく「買い物」だけを目的にお隣の駅まで。ユニクロでパンツ(ジーンズ)を買うために。私に合うサイズは、近所のスーパーでは売っていない。かといって小さいサイズのあるデパートでは高価すぎて手が出ない。
それでもサイズの小さいものは数があまりなくて2本を選ぶのに苦労した。若者向きのピッタリデザインはちょっと着たくないし、ワゴンの中のバーゲン品にはサイズの合うものはないし・・
人に「細くて羨ましい」と言われると困る。スーパーのバーゲンの1本1000円のパンツが着られれば、普段着には十分なのに。

雨傘をひらけば桜蘂降り来  KUMI
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チューリップ・続き

2014年04月17日 | お散歩写真
天気 晴

チューリップの写真、デジブックにするほどの枚数もないし、と思いここに載せることにした。
技術のない私なりに、逆光気味で光を効果的にしてみよう、と思ったのだが・・なかなかうまくいかないようで。















明日からはお天気が下り坂、という。今日は太極拳の日なのでそちら優先、昨日行って正解だったかも。

掘りたての筍に土匂ひけり  KUMI
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勉強会・唐木田へ

2014年04月16日 | 俳句
天気 晴

風は強いものの春らしい暖かさ。
今日は句会はなくて句仲間と集まっての、主宰の最新の句集の勉強会。
メンバーで600句から好きな20句を選び、その中からベスト10を決めた。その結果と、句集のなかの句の鑑賞など。

ベスト10に入った中で、私が選んだものは4句だけだった。
  結願の杖すすがばや春銀河
  ひとにふるさとふるさとにしぐれ雲
  地吹雪の熄みたる銀河山河かな
  灰燼に帰したる安堵一遍忌      杏子

主宰とともに歩んでいないと解りにくい句もあるが、私はやはり、同行して秩父三十四ヶ所を巡り、主宰にとっては四国西国東国秩父と百観音を巡っての結願の句が私には心から離れない。私は秩父しか満行していないが、百の観音をすべて句を作りながら巡った安堵と喜びは私には測り知れないものがある。

唐木田の駅前の、多摩市の施設で催したので、多摩モノレールに乗って春の川を越え新緑の始まった山並を眺めて、こんな日は吟行句会がしたいなあ、と。
山笑ふ、を実感した日だった。

カメラを忘れてちょっと反省。

うららかや若者多きモノレール  KUMI
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