KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

薮萱草

2016年06月24日 | お散歩写真
天気 曇

薮萱草があちこちに咲く季節になった。なぜか、武蔵野には多い気がする。野生の花なので道端や林の外れなどに派手な色の花を咲かせて。公園の花も、植えたとは思えない。
一日花だから、咲き終わったあとがあまり綺麗ではない。

本当は、暇が出来たし昼間は雨も降らないらしいので、今日は昭和記念公園へでも・・と思っていた。今年になってから一度も行っていないのだ。こんなことは本当に珍しい。
ところが・・朝から体調が今ひとつ。
去年の今頃、心臓の最初の発作で倒れた。それを思い出してしまい、無理は禁物、と諦めた。
でも昨日も梅雨籠り、明日も雨らしい・・となると運動不足=カルシウム不足になりそうで、公園までは出かけてみた。
カメラは重いので諦めて。

八重のクチナシ。いつもの年ならもっと咲くのに、剪定のし過ぎ?ちらほらとしか咲いていない。


アガパンサス


ノウゼンカズラがもう盛夏のように咲き誇っていた。


そして、もう、ムクゲの白い花も。


などと花を眺めて、池のそばのベンチで休もうと思ったら、水面を小さなものが転がっていった。目を凝らすと、なんと、産まれたばかりのカルガモのヒナ。毎年3回くらいは産まれるから珍しくはないこと。ヒナは3羽か4羽、チョロチョロとバネ仕掛けのように水面をあちこちへ。カメラを持たなかったので、スマホでは撮れる距離ではなくて。
でも・・親鴨の姿がない。先に産まれた親子と、他にはもう1羽居たものの、その鴨は呑気に羽繕いなどしていて、どうも親ではないようだ。産まれてすぐにヒナだけで池を動き回るなんて、見たことがない。
さっき飛んでいった鴨、あれが母親? まさか育児放棄?
明日また行ってみないと、解らない。

いちにちの命を薮萱草の花  KUMI  
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紫陽花散る

2016年06月23日 | お散歩写真
天気 雨のち曇のち晴

何だか色々な天気の現れる日、午前中に小雨の中を買い物に出たのに、午後には雨が上がってしまった。
買い物の帰路、紫陽花が散っているのに気付いた。「墨田の花火」という、この数年ですっかり流行した額紫陽花系の新種。昨日の写真の中にあるので再掲。この花が、散り始めていた。


紫陽花はあまり散らない。毬咲きは花が終わったあと汚くて、紫陽花の名所ではそうなる前に剪ってしまうのだ。

今日は完全休養日。不思議なことに、姉関連のあれこれを全くしない日は心臓の調子が悪くならない。出かけなくても、色々と家でせねばならないことはあり・・それも忘れる日を作らないと。

今日は沖縄慰霊の日。
昼のTVで慰霊式の中継を見ていたら蝉の声がしてきた。雨が上がったので、あれ?もう蝉?と思ったら沖縄の蝉の声だった。
沖縄の哀しい現実を語る知事のことばが胸に響いた。

かつと照りはや翳りたる沖縄忌  KUMI
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ところにより雨

2016年06月22日 | お散歩写真
天気 雨のち曇

ところにより雨、という予報が、朝から昼近くまで結構強く降っていた。
若い夫婦が昼ごろに久しぶりに来るというので、この雨、気の毒・・
と思って待っていたら、横浜を出たときは降っていなくて、こちらの駅を降りたら止んでいたとのこと。本当に、所によっての雨だったのだ。

近くのお店で食事をして、雨上がりの家の周りの紫陽花を眺めた。忙しい夫婦は、紫陽花をゆっくり見たのは今年初めて、とのこと。間に合って良かった。
そろそろ終わりに近い紫陽花も、雨で息をふきかえしたようだった。






本当は、遅まきながら夫婦に子供が生まれる。
姉のことにばかり振り回されている日々、本当はそちらの「楽しいこと」だけ考えていたいというのが本音。
姉は、病状の悪化が止まっていて、病院にお任せ状態でも大丈夫そうなので、万一のことがない限りしばらくは手を抜こう、と思っている。

天気図の列島小さし梅雨深む  KUMI
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夏至

2016年06月21日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨のち晴

写真は、今日ではなく、紫陽花を見に行った一昨日のもの。
公園の大広場で小学校高学年の男の子たちが持ち寄ったお菓子など広げて、ちょっとした宴会をしていたので、カメラを向けてみた。この公園、休日には子供たちだけのグループがよく来ている。小学校がそばにあり、授業でも使う公園なので親も安心して家を出すのだろう。
と、微笑ましい光景をズームで引き寄せたら、ファインダーにあらま、という光景が・・左の手前の、裸のオッサン。びっくりしてカメラから眼を離した。
だって~~ 太陽にさらしている裸の立派なお腹が・・・何ともはや。
公園のど真ん中で「肉体美」を見せているつもりなのだろうか。見る方は思わず視線をそらせます。日光浴よりも、公園を歩いた方が健康には良いと思うのだけれど。

今日は、九州では記録的な大雨だという。熊本の被災地がまた雨の被害に遭っていて何とも気の毒になってしまう。こちらは、山沿いには殆ど降らなくて水不足が心配されているというのに。

夕方近くになってすっかり晴れて、十六夜の夏至の月が見えていた。
暫くはどっぷりと梅雨の日々が続くようだ。

空も地も濡れたるのちの夏至の月  KUMI
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紫陽花づくし

2016年06月19日 | お散歩写真
天気 曇がちのち小雨

ようやくカメラを持っての散歩の余裕が出て、天気も薄曇りで紫陽花撮影日和。
今日あたりは、高幡不動尊は大変な混雑・・と思う。最近はTVでよく放映されるようになったし。でも、わが散歩道も悪くない。第一、人が居なくてゆっくりと紫陽花にカメラを向けられる。上の写真は、人を入れたくてしばらく待っていたもの。せっかくの紫陽花ロードも、たまに犬連れの人が通るくらいで。
林の蔭になっているせいか、この公園の紫陽花は昨日の暑さにもあまり傷んでいなかった。
青い色の花が目立つ。中に真っ白な色も。




ちょうど木洩れ日がうっすらと。これは下手な私にも玉ボケを作るには最高の天気。
本当は、中腰になって撮ったので、帰宅したら腰痛がまたぶり返しそうになっていた。








これが、いちばんのお気に入りの写真。


やっぱり、スマホでは表現できないこと。

カタツムリでも居ないかしらん?と思ったら、本当に居た。けれど、少しも動かなくて。
ポーズ作れ、と背中をつっついたら角を引っ込めてしまった。


キスゲ(アサマキスゲ、と書いてあった)と白い紫陽花(アナベル?)




ところで、以前、ここに載せたカルガモのヒナは、2羽のうち1羽だけが大きくなった。ここまで育てばもう大丈夫。この池をふるさとにする鴨になるだろう。






さて、明日からはまた、「姉関係」の現実へ戻ります。

ででむしの歩む老いたるわれもまた  KUMI
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