KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

寒暁

2019年01月20日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

今日は大寒、というのにあまり寒くない一日だった。
大寒の頃の朝は、日の登ったころにカーテンを開くと上のような光景が見られる。写真は昨日のもの。今日は雲が多くて朝焼けは見えなかった。少し染まった富士山の手前のマンションが太陽を映して燃えてくる。このマンション、出来上がったころから本当に邪魔で・・電線とこのマンションがなければ富士山がすっきりするのに。
というのは贅沢な愚痴かも。

第三日曜は、隔月の百花園への吟行句会。でも、今日は泣く泣く欠席した。
朝起きたら、喉が少し痛い。昨日の句会で耳の遠い先輩と声を張り上げて話したからかもしれないが、ともかく風邪の再々の引き直しは困る。明日明後日と夫が大事な病院の検査日で、その翌日は私が世話役の吟行句会だ。これは、会場の使用許可証を私が持っているので、もう他の人に代理を頼む訳にはいかない。
ともかく、今月は風邪に降りまわされるのは困ります・・と思い、今日はおとなしくしていることにしたのだ。行きたかった~~ と心の声。三月上旬なみ、という日差しの暖かさが恨めしかった。
ともあれ、今日は何もしないまま一日が終わった。ベランダへ出て日向ぼっこをしただけで。

大寒の日差したつぷりてのひらへ  KUMI
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句会・大久保

2019年01月19日 | 俳句
天気 晴

俳句文学館での勉強&持ち寄りの句会。写真は、帰路、山手線の新大久保駅方面を見たら月がきれいに上がっていたので何とかパチリ。人の多い大久保の町は、写真も苦労する。
考えてみたら二十三区内へ行くのは今年初めてのことだ。遠出もまた、初詣以来。風邪を治すのが第一目的になってしまった松過ぎの毎日だった。でも、来週水曜の私が世話人の句会が終わるまで油断は出来ない。風邪めは油断の隙間を狙っているのだ。

今日は、今年90歳を迎える大先輩が参加された。耳が遠いとはいえ句は相変わらず乱れのない姿の良い作品を作られるし、豊富な知識と造詣で句会に大い役立つ方。でも、脳血管の病気をされてからは、自慢の足が弱くなって、それが出かけるのをためらう理由なのだという。万一の転倒で周囲に迷惑になったら・・と。
つくづく、健康寿命には足腰の強さが重要だと思った。

今日は、その先輩Nさんが、私の出句した5句のうち4句をとってくださった。おかげで、無点の句がなかった。Nさんの選句眼はとても的確なので、嬉しいこと。このところ、自分の風邪やら色々な事情で句作環境が整わず、句数が極端に少なくなっている。なので今日の結果はとても嬉しいことだった。

今日の句会に出た点の入った句の主な季語。
初句会 書初め 七日 寒茜 松過ぎ どんど焼き 寒夜 日脚伸ぶ 餅 大根 

吟行句会での句とはちがい、人事句が多いのと、男性メンバーが多いのが嬉しい。
「髭を剃る」句があって経験のないことなので女性3人に好評を博した。吟行句会にはない面白さがある。

喧噪の街しろじろと寒の月 KUMI 
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バーゲンの季節

2019年01月17日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

家の周りも花は山茶花が少し咲くだけで、何もなくなった。そんな中に万両がまだ赤い実をつけてあちこちに目立つ。
ようやく風邪も遠のく気配で、必要なものもあって買い物に出た。本当は、散歩に行きたい。お寺さんの黄梅はもう終わったかしらん、寒梅が咲き始めたかしらん・・などと。
明後日の句会には出たいのでまだ我慢我慢。でも、風のあまりない寒中の日差しを浴びて歩くのは何とも気持の良いものだ。

スーパーへ行ったら、1階の用品売り場はバーゲンの真っ最中だ。どうしても必要なものはないけれど、3割引、には魅かれる。いつも通りすがりに見るだけの商品が春物の並ぶ前なら安く手に入る・・というのは欲のない私でも購買力をそそられる。


ということで、メリノウールのカーディガンと綿のハイネックのTシャツを買った。カーディガンは、欲しいと思っていつも見ていた色のものはL判しか残っていなかったので地味にグレーにした。
セーターは自分で編んだものしか着ない時期もあった。でも、手編みのものは嵩張るので、いまの細身のコートを上に着る訳にはいかない。仕方なく買うので、色は無難に黒とかグレーが多くなってしまう。手編みのものは家でどんどん着てしまわないと・・と思いつつ、着ないまま春を迎えるものが多い。急がないと着ないまま生涯が終わってしまう。

蒼天へ風邪の抜けゆく心地かな  KUMI
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風邪籠り

2019年01月16日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

写真は、4年前の今日と同じ日に府中郷土の森へ散歩に行ったときの写真。

情けないことに、風邪の引き直しは結構しつこくて、昨日も今日も出かけるどころではなくなった。今日は少しは回復しているように思うけれど、夜にならないと解らない。まだ頭の芯が痛いし、微熱がおさまってくれないと・・

元々風邪はあまりひかない体質で、子供のころには始終学校を休んでいた。そんなことで、きっと大人になる前に一生分の風邪をひいてしまったのだろう、と思っていたくらいだ。大人になってからは、風邪で勤めを休んだこともあまりないし、ちょっと鼻風邪喉風邪をひいても熱はあまり出なかったし・・と油断していた。無論、うがい・手洗いは徹底していて、その効果があったのだと自負していた。免疫力の落ちる抗がん剤治療中の2年間も全く風邪に縁がなかった。
が、去年も風邪でちょっと辛い思いをしたし、今回も肋間神経痛みたいな症状が出てしまったり。トシのせいですねえ。こうなったら、退屈ではあるけれど静かにしているしか、方法はないようだ。
まだ殆ど使っていない300㎜レンズを持って冬の鳥を見に行きたい・・とずっと思っていたのに。嘆いても仕方がない、回復するまでひたすら静養、静養。

こつと打ちごつんと割つて寒卵  KUMI
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わが二十歳

2019年01月14日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

成人の日?奇妙な日が祝日になってしまい、まだ戸惑っている。
穏やかな日差しの日で、お散歩日和なのに・・実は、風邪がぶり返してしまった。ちょうど1週間前のことで、喉が痛くて少し熱っぽいので内科通院のついでに風邪薬も処方してもらった。4日分だったが、その薬、1日飲んだら喉の痛みもなくなったし、と勝手にやめてしまった。ところが・・
一昨日の夜からの、背中の痛み。原因不明で昨日は大分良くなったと、これも勝手に思っていたら、そちらも昨夜からぶり返し。
そして、今朝、微熱ながら発熱し喉に加えて頭痛も・・完全に風邪の症状でございます。背中の痛みも、結局は風邪の症状なのか、と思えば納得する。
治りきっていなかったのだ。風邪には滅多にかからない方だったから油断していたが、去年も罹っているから、どうも〇〇は風邪をひかない、という通説も嘘なのかも。

ともかく、今日はおとなしく家に籠って、残っている薬を真面目に飲んでいる。
寝不足も加わって何もしたくないので、自分の成人の日の写真を探してみた。
成人式にはいかなかったが、職場の仲間と、大きなお屋敷の友人の家にあつまって祝った覚えがあって、写真があるはず・・なのに、見つからなかった。
世田谷に住んでいて、でも高校2年の途中で状況した田舎者、成人式には興味もなかった。

二十歳のころの写真といえば、山へ行ったときのものばかり。山ガールでございました。
ちょっと見苦しいモノクロの写真ですが・・三つ峠で。富士山が素晴らしかった。


こちらは、初めて尾瀬へ行ったときのもの。一応可愛く写っているのは、撮影者が通りすがりのプロ写真家だったからだ。友人と友人のボーイフレンドとの奇妙な三人の山旅、私が可愛かった?からか、水芭蕉のそばでモデルにさせられて、後日送ってくれた。


あとは、何だか冴えない恰好のハイキング行の写真ばかりで。
街のものでは、職場の屋上で撮ったこの一枚くらいが丸の内のOLらしく写っているお仕着せの姿。


当時は東京でも、女の子で大学へ行けるのは経済的に恵まれたお嬢さまか、苦学してでも・・という秀才か、どちらかだった。姉がその「苦学してでも・・」という秀才だったので某著名な国立大へ行った。私は理数科がからきしダメで国立など無理、でも私立なら〇〇大でも・・と学校ですすめられていた。ところが、その「秀才姉」に猛反対された。家の経済的を考えたら、そんな大学なんて行けないでしょ・・大ゲンカの末に諦めて、ならば働いて好きなことをたくさんしよう、と切り替えた。旅行も山も好きな本も映画も、自由に自分のお金を使えて、友人にも恵まれて、楽しい二十歳だった。
山行きはその後やめてしまったが、その当時始めたスキーは、4年前まで続けていた。

という頃の写真。キツネ目が今は垂目、ふさふさの髪も今はスケスケ。知らない人が見たら私の写真、とは思わないだろう。
苦労のない表情ですねえ。実際、仕事だって悩むほどのこともなかったし、呑気な二十歳だった。でも、しっかりと働いて自立していたのは事実だ。

ゆく雲を日がな見てゐる風邪心地  KUMI
コメント (6)
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