天気 晴
日の出時刻の少し前に目が覚め、カーテンを開いたら目の前の建物のガラスが日の出を映して燃えていた。前の住まいではよく見る光景で、ビル全体が燃えているように見えて、本物の火事かと思ったこともあった。実際の色は、写真よりも赤くて火のように見える。
帯状疱疹のチクチクの痛みは、やっと治まりつつあるようで、昨夜は痛み止めを飲まずに眠れた。やっぱり1ヶ月かかる、ということだろう。ひどい人は何ヶ月も苦しむそうだから、再発の私は軽症で済むらしい。他にも病気の症状がたくさんあるのだから帯状疱疹様、もうそろそろ、お終いにしてください。
さて、私は手足の指先に血の通わないくらい寒がりで血流の悪い体質なのに、一日じゅう陽の当たらない部屋に住む。入居を決めるときに「少し朝日は当たるけれど窓から前の建物しか見えない2階の部屋」と「北側は眺望抜群、高い建物は何もなくて安心して窓を開けられる4階の部屋」のどちらかの選択になった。何も見えない部屋はちょっと・・と2階は最初から部屋も見なかった。でも4階ならドアの外のラウンジへ出れば陽も当たるし富士山も見える。ということで、今の部屋を選んだ。
以後、南側の部屋が空いたりして移る機会はあったけれど(今も日当たり良好・眺望抜群の部屋が空いている)、同じ建物内でも引っ越しは引っ越し、色々面倒だ。それに、前住者をよく知っていると、空室になった事情まで分かっているから、事情によってはちょっと・・となる。他の施設へ移ったり家族の元へ引き取られた方のあとなら良いが。
おまけに、私はそうそう長生き出来る病気ではない・・筈。
そんなことで寒い冬を二度も過ごした。今年はもっと体力が落ちているのでキビシイかもしれない。夜は厚い羽毛布団に電子レンジで温める「湯たんぽもどき」で充分に暖かい。でも昼間は・・温風機で空気は暖まるが、膝から下はなかなか暖まらない。一昨年、だったか、足元だけ暖める充電式のモバイルバッテリーを使う「座布団もどき」を買ったのだが・・先日使おうとしたら、バッテリーのコードの接続部分が弱くなっていてすぐに電源が切れる。たいした品物でもないし、もう十分使ったので、通販で140㎝×80㎝の大きさの「電気ひざ掛け」を買った。洗濯機で洗える、というのも助かる。
これ、今のところ快適です。床のカーペットの上に置けば床暖房にもなる。
もっとも、廊下は一日中暖房しているので、床は意外と冷たくはない。ただ、パソコンデスクは接続機器の関係もあって北に向いた窓のそばで、夜はとっても冷える。なので、足元から首まで温まれる膝掛の大きさが有難い。
さて、これでこの冬も生き延びることにしよう。
わが寿命信じて済ます冬仕度 KUMI