回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

原発事故と鉄道事故

2013年10月07日 14時20分19秒 | 日記

東京電力福島原発からの放射能汚染水漏出が止まらず、それも基本的な人為ミスによるものだという釈明を聞かされているその時に、JR北海道ではやはり運行事故や不祥事などの規定違反が連日のように報道されている。技術立国あるいは先進国というにはあまりに情けないお粗末さだ。この2社の社長の対応を見ていると、この2人がいかに組織を把握していないかが良く判る。規模では取るに足らないJR北海道のような小体であっても、筋金入りの強硬な労組が事業現場を支配していれば社長と言えども手も足も出ないという事だ。かつて、JALが組合に支配されていて改革が出来ず、更生法適用となってやっと労組が降伏した。そして組織をぶっ潰すような外部の百戦錬磨の人物が乗り込んできた。JR北海道も、そんな出直しが必要だろう。

なお、ここまでJR北海道が労組に食い物にされていた背景に、極端な反体制的な論調で鳴る地元北海道新聞の存在がある。同紙にとっては過激なJR北海道の組合は擁護すべき存在であり、組合に対する批判はタブーになっている(人民日報が中国共産党を批判できないのと同じ)。自社の記者が選挙記事を他社にメール誤送信しても適当にお茶を濁す体質だから、組合など批判できないのだろう。

東電と同じようにJR北海道も厄介な企業である。

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ピーター・ヒッグス博士にノーベル物理学賞か

2013年10月07日 11時34分34秒 | 日記

宇宙の生成を解き明かす、自身の名を冠したヒッグス粒子の存在を唱えたのは1964年、もうすぐ50年前になる。今度こそヒッグス博士はノーベル物理学賞を受賞できるか?昨年、CERNはこの粒子の存在の説得力のある証拠を見つけたがノーベル賞選考には遅すぎた。今年に入ってCERNはさらなる裏付けを得。84歳になるエジンバラ在住のこの老物理学者がノーベル賞を受賞できるかは明日わかる。

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