回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

マクドナルドからハインツケチャップが消える日

2013年10月28日 19時36分39秒 | 日記

ハンバーガーショップとトマトケチャップとは切っても切れない関係にある。米国ではフライドポテトにケチャップをフォークで容器から掻き出すようにたっぷりとかけているのを良く見たものだ。

世界中で34000店舗あるマクドナルドでは、ケチャップと言えばハインツ、と言われるほど有名なハインツケチャップを40年間提供してきたが、ライバルのバーガーキング元社長がハインツの社長に就任したことを受けて、順次、ハインツから他のケチャップに移行すると発表した。自社製品の提供に死活的な影響を与えかねない食材をライバル会社からの供給に頼ることのリスクを回避しよう、というもの。

ビジネスとしては当然の発想ながら、消費者にとっては既に身に染みついたハインツケチャップを取り上げられることに抵抗はないのだろうか。いつもながらの、「消費者目線に立っていない」との非難を受けて結局マクドナルドはこの決定を取り下げるかも・・・たかがケチャップ、されどケチャップではある(もっとも自分は日本のマクドナルドでハインツケチャップが提供されているのかはよく知らないのだが)。

http://www.bbc.co.uk/news/business-24692392

 

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ワールドシリーズ/連夜の思いがけない幕切れ

2013年10月28日 16時19分23秒 | 日記

ワールドシリーズ第4戦、大事な場面でピンチランナーに起用されたルーキーにとっては悪夢としか言いようがない出来事だったろう。セントルイスカージナルスのピンチヒッター、クレイグが上原から放った安打で反撃の可能性が出てきた9回裏、まさかの鋭い牽制球で思わずバランスを崩して一塁に戻れなかった。泣き出さんばかりのウオングに、打席に立っていた打撃好調のベルトランも「この若者には気の毒なことをした」と言っている。

昨夜は微妙な判定の守備妨害によるサヨナラ負け、今日はレッドソックスは勝ちはしたものの意外な幕切れ。もちろん、上原の喜びようは尋常ではなかった。MBLと言えば巨額の興行収入が動く、世界有数のプロスポーツだが、守備妨害や牽制球による幕切れはそうあるものではない。大リーガーと言えどもやはり人の子、というところか。ただ、上原の牽制球は、昨夜の走塁妨害のような論争や議論、疑問の余地のない明確なプレーだった。

なお、今日のこの勝負(4-2でレッドソックスの勝ち、2勝2敗のタイ)の報道ぶりが、ワシントンポスト(WP)とニューヨークタイムズ(NYT)とで対照的だった。WPでは3ランホームランを打ったそれまで絶不調のゴームスおよびそれを引き出した主砲オルテイーズに焦点を当てそのホームイン場面が掲載されていた一方、NYTは牽制の後上原が一塁手ナポリと勝利の喜びを分かち合い抱き合う場面が掲載されていた。勝利を決めた3ランと、9回を締めた牽制球とでは、3ランの方が勝利への寄与が大きいのは明らかだが、前日の走塁妨害が明暗を分けたことを思い出せば、今日は牽制球と言う何やら対になるような幕切れに勝負の綾を見たのがNYTの記者なのだろう。NYTといえば通常はヤンキース一辺倒だが、ヤンキースがポストシーズンにも進出できなかった今年、その代わりとして宿敵だが同じ東部のボストンを応援する心理も良く判るところ。

http://www.nytimes.com/2013/10/28/sports/baseball/red-sox-top-cardinals-to-even-world-series.html?hp&_r=0

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