ハンバーガーショップとトマトケチャップとは切っても切れない関係にある。米国ではフライドポテトにケチャップをフォークで容器から掻き出すようにたっぷりとかけているのを良く見たものだ。
世界中で34000店舗あるマクドナルドでは、ケチャップと言えばハインツ、と言われるほど有名なハインツケチャップを40年間提供してきたが、ライバルのバーガーキング元社長がハインツの社長に就任したことを受けて、順次、ハインツから他のケチャップに移行すると発表した。自社製品の提供に死活的な影響を与えかねない食材をライバル会社からの供給に頼ることのリスクを回避しよう、というもの。
ビジネスとしては当然の発想ながら、消費者にとっては既に身に染みついたハインツケチャップを取り上げられることに抵抗はないのだろうか。いつもながらの、「消費者目線に立っていない」との非難を受けて結局マクドナルドはこの決定を取り下げるかも・・・たかがケチャップ、されどケチャップではある(もっとも自分は日本のマクドナルドでハインツケチャップが提供されているのかはよく知らないのだが)。
http://www.bbc.co.uk/news/business-24692392