回顧と展望

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仏大統領の恋

2014年01月12日 14時59分43秒 | 日記

過去50年間の仏大統領で支持率が最低の15%とその低下に歯止めのかからないホランド仏大統領だが、華麗?な女性遍歴の方も歯止めがかからないようだ。もちろん、歴代の仏大統領で女性がらみの醜聞のなかった大統領をさがすのは難しいが、ホランドの場合にはもともと正式な結婚という形をとっていない(本人には便利な事実婚)から、これを不倫というのか、さすがのフランス人も困惑しているだろう。

しかし、こういった女性関係(あるいは個人のプライバシー)と政治家としての資質とは何か関係があるのだろうか。モニカ・ルインスキーっと関係をもったクリントン元大統領は政治家としてどのような評価を受けたのだろうか。一国の指導者が恋に陥ることは許されないのか。なかなか興味深い問題ではある。特に今回、ホランドが密会していた女優はその美貌には疑いの余地のないものであり、むしろこんな美女に心を動かされない男の方がおかしいのではないかとさえいえるだろう。

確実なことは、このスキャンダルの結果としてホランドが大統領を辞任したりするとJulie Gayetの恋も冷めてしまうということだ。彼女はフランス共和国大統領としてのホランドに魅かれたのであって、無冠の初老のホランドには何の興味も無いはずだから、したがってホランドはこの美人女優を離さないためにもどんなことがあっても大統領を辞任することはあり得ないことのように思われる。

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