回顧と展望

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原油供給過剰がデフレを招来?

2014年01月16日 17時48分31秒 | 日記

日本ではこのところ石油価格の高止まりがニュースになっているが、全世界的に見れば原油の供給過剰によって価格が下落し、世界経済にはデフレ圧力になるのではないかという声が出てきている。原油市場が供給過多になる要因としては以下の3点があげられている。まず、米国のシェールガス生産によって、米国が世界一の産油国になること、ついで、リビアがいよいよ石油生産を本格化させること、そして、経済制裁解除後にイランの原油が市場にでまわること、である。これまでサウジはSwing Producerとして需給の調整弁としての役割を果たしてきたが、国家収支上、これ以上減産することは不可能であり、結果として原油の供給過剰は避けられないというわけだ。

 原発の停止が長引く日本にとって原油価格下落は朗報なのか、あるいは、円高からデフレ再来になるのか。

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