先日久しぶりに備中国分寺へ行ってみました。
ここは総社市にあり、聖武天皇の発願で
鎮護国家を目的に建てた官寺である国分寺の一つです。
なだらかな丘陵地にそびえる備中国分寺五重塔
古墳群や国分尼寺など多くの史跡が点在し、
一年を通して多くの観光客が訪れています。
国分寺は奈良時代に全国に建立された官寺ですが
国分寺の五重塔として現存ているのは、全国でも此処だけです。
菜の花畑の周りは、これから咲くレンゲ畑。
ゴールデンウィークの頃には、ピンクのレンゲに覆われて綺麗です。
田園風景の中に建つ国分寺五重塔は、
観光地吉備路のシンボルですね。
菜の花がとても綺麗で、
大勢のアマチュア カメラマンがシャッターを切っていました。
国の重要文化財に指定されている五重塔は、
一度南北朝時代に焼失したのを江戸後期に再建され、
当時の様式を濃く残しているそうです。
塔の高さは 34.32メートル。
1991年9月の大型台風で、当時虫害などで解体修理中だったこの塔は、
まともに被害を受け、
猛烈な暴風で三層の屋根まで吹き飛ばされたんですよ。
優しいピンクの桜に五重塔
五重塔の周りには沢山の桜の木が植えられ、
チューリップや水仙の花が彩りを添えていました。
木立の中のマグノリア、姫モクレンかしら~
綺麗な時期を少し過ぎていました。
その日の桜は、まだ満開ではありませんでしたが
お弁当を広げている家族連れの人達がちらほら。
木立の中に何か咲いていると近寄って見ると
ボケのお花でした。
ここへ来るのは 何年ぶりかしら。。。
近くにこんな素晴らしい所があるのに、
目は 遠くばかりを向いているねぇ~と 笑いながら夫と話す。
牧歌的で の~んびりできたわ !!