本日は、イタリア缶を使ってパスタ料理を作っていきたいと思う。
ご登場いただいた缶詰さんは、牛肉をゼラチンで固めたものだ。イタリアではポピュラーなものである。
このMONTANA®という商品は、ゼラチンがマルサラ酒とはちみつで味付けされている。
ボウルに全量を開ける。
缶内側が白一色なのがお分かりだろうか。
これはポリエステルフィルムをラミネートしたもので、内容物に金属臭が移るのを防いでいるのだ。
イタリアの缶詰たちも、すっかりモダンになったものである。
バターを“ごろっ”と投入。
この牛肉は、そのまま食べるとコンビーフそっくりの歯触りである。
しっかりと塩味がついているが、コンビーフほどしょっぱくない。牛肉臭も特になし。
その上に茹であがったペンネを投入。
出来うる限り、急いでかきまぜる。そこに胡椒をたっぷりと振る。
その前に、パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりと擦りおろしておくのがうまい手である。
皿に盛ったパスタの上に、このレッジャーノを振りかける。
かくのごとし。銘々、熱いうちに、皿の上でよくかきまぜること。
さて、牛肉缶詰から思いついた即興の料理だが、味はと言うと...。
大変こってりしている。チーズをたっぷりと使ったわけだが、その量に比例してこってり度が増すようだ。
同じこってり系列ではカルボナーラがあるが、その比ではない。
もう、コッテコテである。
繊維状の牛肉が、適度な歯ごたえを与えている。そこはますますコンビーフに似ている。
非常に空腹で、他のメニューが野菜だけのときには、いい料理かもしれない。
《まとめ》
この料理は、コンビーフで作ってもだいたい同じようなものが出来上がるであろう。
内容量:90g
原材料名:濃縮スープ、牛肉、はちみつ、ゼラチン
原産国:イタリア