前回の記事のつづきであります。
こんな書き出しですまぬが、かくのごとし。
いちご煮というのは三陸海岸(岩手県)の郷土料理で、うにとあわびを使った潮汁の一種なんであります。
うにとあわび!
何という贅沢、豪奢!
新年1本目の記事とはいえ、ずいぶんと奢っちゃったものである。
バチが当たりゃあしないだろうかと、ヒヤヒヤものである。
でもまあ、さっき難しいお仕事の締切りも何とか乗り切ったし、今日は土曜日でお台場の花火も打ち上がるし(カンケーないじゃん)、いいか。
さて、肝心のお味はというと...。
汁を口中に含むと、かなり強いうにのかほりが鼻から抜けていきます。
それは、豊穣な海のかほりでもあります。
塩味がきつめで、それがいかにも海の味。そこに具から出た旨味が濃厚に加わって、飲み込んだあとには舌の上にはんなりとした味が残っている。
やっぱり高いだけあるなー(1100円くらいだった)。
うに・あわびはどうかというと...。
もちろん、文句ありませんでした。
うにはつぶつぶ感がしっかりと味わえて、舌で押しつぶすと滋味がわき出してくる。あわびは少々香りと味が抜けてるけど、みっちりした歯ごたえが素晴らしいです。
ああー、ホントにバチが当たりそうだなあ。
ともあれ、今年も缶詰blogをよろしくですっ。
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内容量:425g
原材料名:うに、ロコ貝、あわび、ねぎ、大葉、調味料(アミノ酸等)
原産国:日本(岩手県宏八屋)