![1418 1418](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/6d/c7e1cc2d98d27934ce1f7d64255539eb.jpg)
本日はG3さんにいただいたたくあん缶と
dii-chaiさんにいただいた煮豚缶が登場
白飯をわしわしと食べる。
こんな幸せなこともありません。
味付けの濃いおかずを口に入れて、口中が塩辛くなったあとに、白飯を大量に投入する。
うぐうぐと咀嚼していくと、ほのかに甘みのあるご飯の合間に、快哉を叫ぶように顔を出すおかずたち。
味の色彩と揺曳。
これは白いご飯だからこそ、味わえるのであります。
そこでふと、気になった。
他の国ではこういう食べ方をしてるのだろうか。
![2600 2600](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/ca/49cda8390864ed3fa39c3be9eba30e4c.jpg)
これが煮豚缶 久しぶりの中国製だ
当然のことながら中国語表記
例えば韓国でもご飯を食べるけど、いろいろと混ぜこんで食べている。
ブラジルでもご飯を食べるが、おかずと同じ皿に開けてネコ飯状態で食べている。
ヨーロッパでもご飯を食べるが、パエリヤとかリゾットとか、あるいはサラダの具にして食べる。
てことは、おかずとご飯の完全分離主義は、やはり我が国だけなのか知らん?
![3407 3407](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/33/9df3ef8a9bf906ed06c3fbad40f348e5.jpg)
開缶!っと、すごい脂の量(大根おろしではない)
この脂を捨ててからレンジで温める
ところがここで、意外な伏兵が登場するのであります。
それはパン。
ところは、イタリアのトスカーナ州。
ここはフィレンツェとかシエナが含まれる、イタリア半島北部の地域であります。
![4600 4600](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/c4/7f3a51ae54b2a69c4791d8e1e80509de.jpg)
以前もご紹介した自衛隊缶のたくあん漬け
スーパーにあるなんちゃってたくあんとはステージが違う
凄まじい臭気を発するツワモノである
彼の地のパンは塩分を加えずに作るため、味がほとんどない。
つまり、あんまり美味しくはないパンなのだ。
そんなものをどーするのか。
読者諸賢のご賢察通り、このパンがご飯の役割を果たしているわけです。
スープや肉、豆などの料理を口に運んでは、この味のないパンを口にする。
完全分離主義なのであります。
このパンは、味がないとはいえ、美味しいものはやはり美味しい。素朴な味がとても魅力的だ。
我が国の米だって、あまり味はしない。そして美味いのもあれば不味いのもある。
どーでしょう、状況が似ていると思いませんか。
![5600 5600](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/41/b62bd51bf683657d988632c879512d3d.jpg)
かくのごとし。
写真と本文の完全分離状態も、ここで合致するのであります。
昼飯にうぐうぐ食いをしようと思ってこの両者を開けたわけだが...。
煮豚が、ケモノ臭いです。
豚臭いといってもいい。
皮が臭いのか、脂身なのか、肉なのか。それぞれ食べ分けてみたけれど、どうも分からない。
しかし、確かに臭い。
そこで、豚肉を食べた後でたくあんを噛んでみる。
すると、このたくあんがまた臭い。
だけど美味しい。
昔むかしのたくあんのように遠慮のない臭気。そいつが煮豚のケモノ臭を凌駕しております。
そうして白飯約1合を、しっかりと完食したのでありました。
紅焼猪肉(煮豚缶)
内容量:125g
原材料名:豚肉、醤油、砂糖、香料
原産国:中国
たくあん漬
内容量:表記なし
原材料名:乳酸(とだけ書いてある)
原産国:日本、防衛省