缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

白飯うぐうぐ(たくあん缶と煮豚缶)

2009-03-19 13:18:29 | 

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本日はG3さんにいただいたたくあん缶と
dii-chaiさんにいただいた煮豚缶が登場

 白飯をわしわしと食べる。
 こんな幸せなこともありません。
 味付けの濃いおかずを口に入れて、口中が塩辛くなったあとに、白飯を大量に投入する。
 うぐうぐと咀嚼していくと、ほのかに甘みのあるご飯の合間に、快哉を叫ぶように顔を出すおかずたち。
 味の色彩と揺曳。
 これは白いご飯だからこそ、味わえるのであります。
 そこでふと、気になった。
 他の国ではこういう食べ方をしてるのだろうか。



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これが煮豚缶 久しぶりの中国製だ
当然のことながら中国語表記

 例えば韓国でもご飯を食べるけど、いろいろと混ぜこんで食べている。
 ブラジルでもご飯を食べるが、おかずと同じ皿に開けてネコ飯状態で食べている。
 ヨーロッパでもご飯を食べるが、パエリヤとかリゾットとか、あるいはサラダの具にして食べる。
 てことは、おかずとご飯の完全分離主義は、やはり我が国だけなのか知らん?



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開缶!っと、すごい脂の量(大根おろしではない)
この脂を捨ててからレンジで温める

 ところがここで、意外な伏兵が登場するのであります。
 それはパン。
 ところは、イタリアのトスカーナ州。
 ここはフィレンツェとかシエナが含まれる、イタリア半島北部の地域であります。



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以前もご紹介した自衛隊缶のたくあん漬け
スーパーにあるなんちゃってたくあんとはステージが違う
凄まじい臭気を発するツワモノである

 彼の地のパンは塩分を加えずに作るため、味がほとんどない。
 つまり、あんまり美味しくはないパンなのだ。
 そんなものをどーするのか。
 読者諸賢のご賢察通り、このパンがご飯の役割を果たしているわけです。
 スープや肉、豆などの料理を口に運んでは、この味のないパンを口にする。
 完全分離主義なのであります。
 このパンは、味がないとはいえ、美味しいものはやはり美味しい。素朴な味がとても魅力的だ。
 我が国の米だって、あまり味はしない。そして美味いのもあれば不味いのもある。
 どーでしょう、状況が似ていると思いませんか。



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 かくのごとし。
 写真と本文の完全分離状態も、ここで合致するのであります。
 昼飯にうぐうぐ食いをしようと思ってこの両者を開けたわけだが...。
 煮豚が、ケモノ臭いです。
 豚臭いといってもいい。
 皮が臭いのか、脂身なのか、肉なのか。それぞれ食べ分けてみたけれど、どうも分からない。
 しかし、確かに臭い。
 そこで、豚肉を食べた後でたくあんを噛んでみる。
 すると、このたくあんがまた臭い。
 だけど美味しい。
 昔むかしのたくあんのように遠慮のない臭気。そいつが煮豚のケモノ臭を凌駕しております。
 そうして白飯約1合を、しっかりと完食したのでありました。




 紅焼猪肉(煮豚缶)
 内容量:125g
 原材料名:豚肉、醤油、砂糖、香料
 原産国:中国

 たくあん漬
 内容量:表記なし
 原材料名:乳酸(とだけ書いてある)
 原産国:日本、防衛省