京都でのこと。
イノダコーヒー本店で朝食をしたためた際に、
「何か記念になるものを...」
と買い求めたのが、この富士生クリーム缶。コーヒーポットなどと一緒に並べられていたのだ。
しかしこの缶詰は、神奈川県に本社がある守山乳業が製造・販売しているものであります。
土産としては、もっとイノダコーヒーっぽいもの、もっと京都っぽいものが適しているのだろうけど、ともかくイノダコーヒーで買ったことには違いない。大きさと値段も、土産として手頃であった。
だから筆者はこの缶を見るたびに、あの溌剌と働くウエイトレスたちや、どっしりとした白いテーブル、「京の朝食」という大変ボリュームのあるモーニングのセット(ハム、スクランブルエッグ、アスパラガス、キャベツ、レタス、トマト、ニンジン、オレンジのプレートにクロワッサンとオレンジジュース、コーヒーが付くというもの)などを想い出すことが出来るのであります。
旅の土産に缶詰、なかなかいいもんですよ。