高木商店さんの新商品、さんま水煮缶。これが薄味の味付けで、さんま本来の味と香りを堪能できるという。
「本当にあっさりした味なので、ショーユを掛けて召し上がってください」
と、同社営業担当の豊島氏は言う。
それにしてもこの缶はデカい。425グラム入り(4号缶)なのだ。さんま3匹分程度が入っているというから、3人家族で食べても1人1匹分はある。
キコキコと缶切りの刃を入れる。
隙間から、すぐにさんまの香りが立ち昇ってきた。
サバほど青臭くなくて、一寸エガらっぽい匂い。あのほろ苦いワタの匂いなんであります。
さあ、今日も元気に開缶!
筒切りのさんまがぎっしり詰まっているぞ。
かくのごとし。
ショーユで食べようと思っていたけど、さんまを見ているうちに気が変わった。
すなわち、エキストラバージン・オリーブオイルをたっぷりと掛け、黒胡椒とパセリを振ったのだ。
(こうしたら絶対にウマいはず)
何故かそんな確信があった。
そうして食べてみれば、むっ...。やっぱりウマい。
何しろ塩だけで味付けしてあるから、どうアレンジしたっていいわけであります。しかもその塩が本当に薄塩。
「缶詰って味が濃いよね」
というイメージをお持ちの御仁には、ぜひ食べていただきたい缶詰なのだ。
「ここにレモン汁を掛けたらギリシア風になるな」
「バルサミコ酢ならイタリアンかな」
次々とアイデアは浮かんでくるが、しかし。
最後にはここにショーユを回し入れ、そいつを白飯にぶっかけて食べてしまった。
これがもう、激しくウマかった。オリーブオイルとショーユって、すごく合うんですなァ。
白飯1合完食ぅ!
内容量:425g
原材料名:さんま、食塩
原産国:日本(茨城県神栖市、高木商店)