赤坂ACTシアターにある聖杯のオブジェ
ぜんぶスパム缶で作られているのだ
読者諸賢よ!
先日、筆者はミュージカル『モンティ・パイソンのスパマロット』を観てきた。
コメディ界のビートルズとも称されるモンティ・パイソンをミュージカルにしたもので、ブロードウェイはじめ英国、フランス、ドイツ、スペインなど世界20都市以上で上演されたというシロモノであります。
モンティ・パイソンとSPAM®は切っても切れない関係。何しろモンティ・パイソンのコメディでスパム缶が登場してくるからだ。
赤坂ACTシアターに出掛けた筆者は、ひとりで腹を抱えて笑った。ひとりで鑑賞は寂しかったが、それでも笑った。
すなわち、笑えるミュージカルなのだ。
そんなわけで今日はスパム缶を食べようと思う。
それも、米国SPAM®と和食のコラボレーションとして、スパムがゆを作ろうと思う。
読者諸賢よ。これがお手軽に作れるのに、すごくすごくウマいのだゾ。
使用するのは減塩バージョン
それもスパマロット記念缶なのだ
やるからにはテッテイテキにやるのだ
やおら米を研ぐ
大根を切り分ける。大根は皮ごと使うのがポイント
さすらいのプロ調理人G3さんの御指南である
缶から取り出すとき、こうして缶を歪めてやる
スパムが缶内面からはがれ、ラクに取り出せる
スパムサイコロ切りの図
米、大根、スパムを入れて水を投入
イイ缶じであります
かくのごとし。
最後に塩昆布をトッピングするべし。
では失敬しまして、ひと口...。
やっ、スパムのぶーちゃん臭が驚くほど薄れて、そのかわり大根の甘くほっこりした香りが際立っている。
塩っ気も薄い。米1合に対してスパムのスライス(約1.5mm)2枚分を使ったのだが、塩を入れたいくらいだ。
そこで塩昆布を混ぜ込んで頬張ると、そうそう。これでちょうどいい。
1937年に誕生したというSPAM®も、千年以上の歴史を誇る我が国のおかゆと、うまくコラボレーションすることが出来た。
これからは何でもコラボレーションの時代なのだ。
内容量:340g
原材料名:豚肉、食塩、砂糖、加工デンプン、発色剤(亜硝酸Na)
原産国:米国
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