3月1日発売のニューフェイス
「やきとり」という字が燃えている
「辛いものが好き!」
こうおっしゃる読者諸賢は多いと思う。
僕も嫌いではないが、あまり辛いのはいけない。舌がれろれろし、脳髄がしびれ、やがて味など分からなくなるからだ。
ちゃんと味が分かり、かつ気分も高揚し、健康的に汗をかく程度がもっともよい。
とはいえ、その基準はどれくらいなのだろうか。いわゆる“激辛”は絶対ダメなのか、それともモノによっては大丈夫なのか。自分でも試してみないと分からないのだ。
そこで、今回はホテイフーズのやきとり激辛味にトライしてみた。今年3月1日に出たばかりの新商品であります。
開缶。かくのごとし。
ものすごく美味しそうだが、ものすごく辛そうだ。
もしこれを食べて、明日の朝、臀部方面の出口関係が痛くなったらどうしよう。
勇気を振り絞って、ひと口…。
むっ。ウマいではないか。
と思ったら、辛い。実に辛い。舌がじわりとしびれてくる。
しかし、ただ辛いだけではない。辛さの奥に鶏肉のうま味、唐辛子のうま味があるのだ。
それがあるから、箸が止まらない。
しだいに顔中から汗が噴き出してきたが、恍惚感も湧き上がってきた。何か快楽物質的なものが脳から放出されているのだろうか。
気付けば1缶をぺろり、平らげていた。
従来のやきとりたれ味辛口より4倍辛いというこの新商品。同社O氏によれば
「1缶を食べ切れるくらいの辛さに仕上げています」
とのこと。なるほど、明確な基準であります。
暑い時期など、これを食べて汗をかき、冷たいビールをぐいっとやったら最高だ。
固形量:60g
内容総量:80g
原材料名:鶏肉、醤油、砂糖、食塩、香辛料、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、着色料(パプリカ色素、カラメル)、香辛料抽出物
原産国:日本(静岡市・ホテイフーズ)
希望小売価格:160円(税抜き)