時間のないときにかぎって、余計なことをしている。
そんな経験はありませんか。
筆者はどうも、そういうことばかりしている。
例えば、今。こうしてブログを書いちゃってる。
今日は午後から取材があって、出掛けなければいけないのだ。
取材の前には、それなりに先方のことをお勉強しておくことになっている。
現在、すでに午前10時。
なのにまだ資料を読むでもなく、缶詰の写真を撮ったりしております。
やり始めたからには、まずは開缶。
これは以前食したニッスイのさんま塩焼きが気に入ったので、他社の商品も試してみたくなったのだ。
今回は幼少の頃から親しんでいる大手、キョクヨーさん。
さ、画像をクリック拡大して、中身をとくとご覧あれ。
調味液がほとんど入っていないですね。
これは最新技術を駆使した高真空缶詰(厳密にいうとそれに近い)なんであります。
中が液体で満たされていない缶詰というのも、今はあるんです。
詳しい内容は日本缶詰協会のHPに譲るとして...。
塩焼きとか炭火焼きなんていう食べ物は、こういう製造法がいいと思う。
かくのごとし。
ほっけの塩焼きが缶詰になるなんて、想像もしてなかったなァ。
この皮の色つや、身の立体感。
では、失敬して一口...。
むっ。美味いです。
炭火焼きと銘打っているだけあって、香ばしい匂いが立ち昇ってきます。
あの、夕方に町を歩いていると、魚屋さんの店頭から漂ってくる匂いがあるでしょう。
店頭で干し魚を焼いてる匂い。あれ、たまんないですよねー。
ひれのあたりが焦げたり、滴った脂が燃え上がったり。そういう、いかにも
「焼いてます。オーブンではなく、直火で焼いてます」
みたいな匂い。もう、たまんないなー。
ま、この缶詰はそこまでリアルな匂いはしませんが、しかしその情景をまざまざと想起させられるくらいの香りをもっている。なかなかの実力者です。
やはり人間、想像力で生きているんですなァ。
内容量:65g
原材料名:ほっけ、食塩
原産国:じゃぱーん(極洋)
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勉強するまでのハードルは超えられない程度の
量のやる気が、
"取りあえず机くらいならすぐ片付くだろう"
という方向に向かうんだそうです。
もっと辛抱強いやる気が私も欲しいです...
あ、缶詰の話じゃなくなっちゃった...
まず片付けるか、という意向は正しいんだけどねー。
確かに、強いやる気のあるときは、迷わずそのものに取り組んでいくもんね。
cipciapどの
ららら。
ギリシアとかイタリアの漁師町でも、魚は炭火焼きが一番美味いという人が多いとか。
そういう国のが缶詰になったら、ぜひ食べたい。
でも、そんな缶詰、彼の国では作らないだろうなァ。
なかなかエラい缶詰ですよね。
秋刀魚の塩焼きもいいですねぇ。
酒のアテに、缶詰だと簡単でいいな。