庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

アカネ染め

2008年08月23日 | 手作り
きょうも薄暗い朝で始まりずっと肌寒かったです。それでも久しぶりに庭で草取りをしたのでちょうど良い感じでした。気温は最高が18度、午後3時半頃から雨が強くなってきたので帰りました。ずっとしゃがんでいたので腰と膝が痛くなりました。あまり進まなかったけどタイミング良く雨が降ってくれたのでこれ幸いと終了。
はびこり放題の草はしっかり根を張り茎も硬くてなかなか進みません・・・今までサボりすぎました。

お盆休みの最後の日にアカネで染めてみました。


これが掘り出したばかりのアカネです。一度乾燥させてから染めに使います。



乾燥させるとこんな感じになります。細い紐か糸のようになってしまうのでかなりたくさん掘らないといけません。下のは掘ったばかりのものです。
本当は早春か秋に掘ったほうがよいのでしょうがこれは7月に掘って乾かしておいたものです。



根から土のような、あるいは薬草のような強い臭いが漂ってきます。



コットンのミニタオル、シルクのソックス、毛糸をそれぞれ別容器で染めてみました。



タオルと毛糸は無媒染、ソックスはみょうばんで媒染してみました。
以前に染めたのと色合いが違います、そこが面白いところですね。
煮染めする時間や温度、根の分量など反省点は多々あるけど久しぶりにアカネで染める事が出来て楽しかったです。
媒染しなかったタオルは色褪せが早いかもしれないけど一度やってみたかったんです、かわいいピンクに染まりました。


どの染材料にも言えると思いますが乾燥させてから長い間保存しておくときれいな色に染まらなくなります。この間ずっと前に溜めて置いた玉ねぎの皮で染めたときも、何年も前の古くなったアカネで染めたときも濁った色合いになってしまってあまり濃く染まりませんでした。
いくら乾燥していても酸化するとうまくないんですね。
草木を使って染めるのは染めるたびに色々気が付いたり感動したり、がっかりしたり・・・面白いです。
コメント (4)
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