庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

馬っこのスカンポ染めとアカネ染め

2010年07月28日 | 手作り
きょうは32度まで。夕方頃から何となく天気が崩れてきそうな空模様でしたが今のところ降っていません。
鉢植えの土の乾きが早いです。


少し前の日曜に庭の雑草を掘って来て染めて見ました。あまりの暑さに生えているときに写すのを忘れたので根を洗ってからの状態です。
これわかりますか?
うちのほうだけかもしれませんが「馬っこのスカンポ」って呼んでいます、ギシギシのことです。
以前から退治するときに根の色がすごいので染まるんじゃないかと・・・
そこでついに決行してみました。
根だけを使って1,2番液までとりました。



木綿布だけを染めましたが結果はあまりいい色には染まりませんでした。
画像は煮染めの途中ですがこの後も色合いは変わらず最後に乾かしたらいくらか淡くなりました。
この色自体は嫌いではありませんが馬っこのスカンポの根から想像していた色とは違っていたんです。根を乾燥させればもっと違う色になったのかな・・・媒染かな。
実は木綿のコースターも染めたのですが近いうちに懐かしい人たちと再会するのでお土産に、と用意したのでもう少し明るい色に染め直すことにしました。



ニホンアカネを使うことにしました。
これは庭に生えていますが根を一度乾燥させないといけません。
そこで数年前に採っておいたものを出してみました。古くなって酸化していい色が出ないかもと思いながら煮出して1,2番液をとりました。


暑いときに火を使ったので暑くて写真は撮りませんでした。
結果的に染まったのがこの色、ちょっと沈んだ渋めのピンク。
最初にギシギシで下染めをしていたのが微妙に作用した結果なのでしょうかね。
10人弱の集まりなので間に合うくらい染めました、喜んでくれるかな?

何かに使う機会があるかも、と一緒に木綿布も少し染めてみました。




コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クルマユリとウバユリ | トップ | この木なんの木クイズ~ »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いい色! (Burnet)
2010-07-28 23:48:51
ギシギシでの下染めが塞翁が馬になったよう。
落ち着いたいい色ではありませんか。
今年はまだ染めに触れていませんが
ミントさんの染め色見て、染めの道具を引っ張り出したくなりましたよ。
返信する
うしだんじ (ann)
2010-07-29 06:35:15
うちのあたりでは牛ダンジよ、すかんぽのことを「だんじ」と呼ぶので、すかんぽに似て食べられないギシギシは「牛だんじ」となるのかな~。
すっごくはびこって困ってるの、隣の休耕田に。
そっか~、根っこは、確かにすごい色ですね。
染めるのに使うとは思いつかなかったわ。
アカネ染め、きれいな色になりましたね。
草木染は黄色ばかりに染まるので、飽きてしまったけど、こんな色になるのならうれしいなあ~。
そーだ、そろそろ藍染めできそうじゃない?
返信する
Unknown (ミセスサニー)
2010-07-29 12:55:21
優しい色~!
アカネのストックがあるといいのですね、
やってみます。
重ねるというワザもいいですね。

夜のウバユリ、香りを楽しめるなんて、
なかなかできないのでは?よかったですね。

返信する
いつもわくわく・・ (ミント)
2010-07-29 20:21:09
Burnetさんこんばんは。
いえいえ塞翁が馬というほどだいそれたものではないです^^;
ギシギシで染めたときも最初は明礬で媒染してそれほど変化無かったので更に煮初めしたあと灰汁媒染してみました。
アカネでも灰汁を使いましたがこの適当さゆえに条件が重なってこんな色になったのかもしれません^^
こんなことできるのは責任の無い自分だけの楽しみのおかげかも・・・

Burnetさんもまたぜひ染めてくださいな。

返信する
ダンジ (ミント)
2010-07-29 20:41:52
annさんこんばんは。
ウシダンジ!ところ変われば呼び方も変わるものでこういう風に教えていただくと面白いですね。
ダンジで検索したら「イタドリ」をそう呼ぶところもありました、どこかわからないけど。

ギシギシは根の切れ端が残ってもまた出てくるので厄介ですね。
染まらないわけではなかったので毛糸や絹だったらもっと濃い色になると思います。
アカネ染めはいかにも染まった~という感じがしますね。
絹や毛糸はもっと濃いきれいな色になりますね。

今年はね、藍の種蒔きが遅れてしまってまだポットに上げたままなの。種だけでも何とか採りたいです^^;
返信する
ミセスサニーさんへ (ミント)
2010-07-29 20:51:00
こんばんは~
私は染まりにくい木綿布も呉汁などでの下処理はしないのでいつもそれほど濃い色には染まりませんが自然で優しい感じが気に入っています。

淡い色にしか染まらなかったときはできるだけ濃く染まる草木を選んで重ねて染めたりもします。相乗効果なのかあんがい思いもよらない色になったりして面白いです。

はい、ウバユリの花は毎年見ていますが香りを嗅いだのは初めてでした。
機会があったらサニーさんもぜひ!

先日の野バラ探訪楽しかったですよ^^
返信する
優しい色合い~~♪♪ (えんじぇる)
2010-07-29 21:31:46
ギシギシってこちらではスイバっていいます。葉っぱが大きくて根が黄色いオニスイバと云ってたかな? 黄色い根はホント染まりそうな濃さがあります。
アカネ染め、優しい色合いで素敵です~♪♪
まだアカネと言う植物見たことが無いよいな??蔓の様ですが(根っこだけをつかうのでしょうか?)たくさんないと染められないんでしょうね。

前後しますが・・・
ウバユリの香りもクンクンしてみたいわ。今年は花が咲かなかった。。(泣)
ポポの実が成ってるんですね!!
いろいろ見せて下さって有難うございます~♪

返信する
ありがとうございます (ミント)
2010-07-31 15:45:58
えんじぇるさんこんにちは。
ギシギシって普通正当な名前で呼ばれませんね。
スイバってスカンポのことだと思っていました。人がよく食べるやつ・・いまはあまり食べないですかね。
ギシギシは調べると新芽の先のぬめりのあるところは食べれるみたいですが食べたことはありません。人が食べないから馬っこのスカンポ、となったのかもしれません。

アカネ染め、気に入っていただけてうれしいです。染めて見ないとどんな色になるかわからないところが面白いですね。
けっこうあちこちにあると思うのですが・・茎に細かいイガイガがあってほかの植物やフェンスなどに絡んでのぼります。
根だけ使うので集めるのが大変ですね。
絹やウールだとよく染まるので布の重さの30%(乾燥したもので)くらいあれば大丈夫ですよ。

ウバユリはヤマユリとはまた違った濃厚な香りでした。お持ちなら来年はきっと咲くのではないでしょうか・・お楽しみに!

えんじぇるさんのお宅にもポポーがありますか?おいしいですよね^^
返信する

コメントを投稿

手作り」カテゴリの最新記事