庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

シュロ(棕櫚)

2007年11月12日 | ガーデニング
朝は日が差していたのですが風が強く次第にすっかり雲って時折小雨もぱらつきました。気温は12,3度だったようです、夕方うちの外の温度計は9度でした。



庭の隅に植えている棕櫚(シュロ)です。10数年前に親戚のおばさんが家のシュロの実を蒔いて苗を作ったからともってきてくれました。わずか10センチくらいだったのに今ではずいぶん大きくなりました。たくさんあるのですが雌雄異株のようで実がなる木は決まっています。
これは雌の木ですね、毎年こんな実がなります。落ちて芽が出ている事もあります。
南国の木かと思っていたら寒さにも強くてよく観察するとけっこうあちこちで見つかります。

以前庭を見に来た方が葉を切らないと木は伸びていかないんだよ、と教えてくれました。定期的にではありませんが気が付いたとき適当に葉の付け根から切っています。すごく硬くて剪定ばさみで切るのはかなり大変です。
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コウヤマキ

2007年11月11日 | お出かけ
朝から冷たい雨が強く降ったり止んだりしながら一日その状態。気温は12,3度じっとしていると底冷えがしてくるほどです。

庭を一回りしてちょっと鉢を移動したくらいで庭仕事は雨のために断念。
思い切って今までほとんど通った事がない場所へ古い何かと街道の痕跡を探しに行きました。と言っても町の中なのですが。



古そうなお宅、ここは数回しか通ったことがないところです。以前一度だけ仕事でお邪魔したことがあるので訪ねてみると奥様がいて快く庭を見せていただけました。昭和7年にこの家に引っ越してきたのだそうで家は40数年前に建て替えたそうです。庭はほとんど変わっていなくて昔のままとか。



中でも目を引いたのが大きなコウヤマキ(高野槇)です。見事に刈り込まれて高くそびえていました。針葉樹の香りが漂っています。この木の枝に縄でブランコを作ってもらって遊んだそうです、樹齢は百年を超えているはずとのこと。



子供の頃はこうしてね、とコウヤマキの細長い葉を2本摘み取って1本の中心部を裂いて穴を開けもう1本を通し、更に2本の片端それぞれを小さく裂いて指を入れるところを作りハサミのつもりでチョキチョキして遊んだのだとか。指が太くなって入らないわね、と笑っていました。私は初めて見るのでわぁ、と感心して見入ってしまいました。香りもとても印象的でした、子供時代にこんな経験で次第に木の特徴や香りなど覚えて行ったのでしょうね。



天気が悪くて暗い画像ばかりですが、きょう発見した場所、私個人ではここがあるときは街道として使われた可能性もあるかもしれないと思ったところです。というかここだったらいいなあという願望ですね。
奥のほうに黒く見えるのは大きな杉の切り株です。画面の左には切り株がたくさんありました。車は入れないのでちょっとわかりづらいところです。
お天気の良い日にまた来て見ようと思いました。
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一里塚発見?

2007年11月10日 | お出かけ
いい感じに朝日が差してラッキーと思っていたら片づけを終える頃にはすっかり曇ってしまいました。午後には冷たい雨が降り出して暗くなって夕方のようになってしまいました。気温は12度位までしか上がりませんでした、寒いです。

倒れて割れてしまったレモングラスの鉢を替えたり、寒さに弱いゼラニウムたちをとりあえず作業場の軒下に避難させたりしました。今年は小さなバラ苗たち(挿し木や実生苗)や鉢植えのバラを避難させずに庭で冬越ししてみようと思います。
今年の冬はどうなのかわかりませんがまだ土が凍りつくほどではないので様子をみながら対処してみようと思います。地植えのはもちろんそのままです。


街道調べを少しずつ進めていますがきょうはうれしい発見があったので前のとまだつながりませんがお知らせします。
色々な本を調べても江戸時代の街道跡は私の町では開発が進んでしまい完璧につなげるのはむずかしいのかもしれません。それでも町の中の大正から昭和初期の古い建物や歴史を少しずつ調べて本の内容とお年寄りたちの話が一致するととても感動してしまいます。
町の歴史を研究する会の11年前に発行された会報誌で一里塚の事が出ていました。
以前からそこを見つけたくて何度か歩いたのですがきょう初めて見つける事が出来ました。



この土盛りがどうやら一里塚ではないかというのです。上にお明神様が祀ってありました。この場所のすぐ近くのお年寄りに偶然お話を聞けたのですが60年近く前に嫁いで来たときにはこの状態だったそうです。左下の石垣は塚を築いたときのものかはわかりません。



この塚の脇を登るとお明神様の正面が現れます。左脇に古いケヤキの大木があったそうですが30年ほど前に求められて譲ったのだそうです。
大きな土盛りとケヤキの大木、更にお明神様となるとまさに一里塚の条件にぴったりですね。
しかし今この辺りの人が使用している道に背を向けてお明神様が立っているのが不思議です。一里塚は道の両脇に対を成して築かれたそうなのでもう片方は現在は道が失われた場所にあったことになります。時代によって街道が少しずつ換わって行ったらしいのですぐに結論は出せませんが。 
おばあさんは「昔同じ事を聞かれた事が2回あったよ。あんたで3人目だね~」と言っていました。お明神様が向いている方向は笹竹の藪になっています。
おばあさんたち2人がじっと見ているところで藪に入るわけにはいきませんでした。
おばあさんたちが裁縫学校に通った事や戦争で男手がなくて家で働かされて婚期が遅れてしまった事など色々教えてもらって楽しかったです。
また聞かせてくださいね、とお願いしたら待ってるよ、と言ってくれました。



きのうタカネバラの実をいただきました。買ったばかりの苗に1個だけ付いていたのを送ってくださったのです。
大切な実を頂いて本当に申し訳ない事です。
初めて見る実のかわいさと言ったら!ツヤツヤしていて本当にきれいです。
種を出して蒔いてみようと思います、うまく芽が出てくれるでしょうか。



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ピンクのノイバラ

2007年11月09日 | ガーデニング
けさは霧がすごかったです、寒くはなかったですね。日中は良い天気になったようです。

けさあまり時間に余裕がなかったのですがどうも気になって仕方がなかったので出勤前に大急ぎでピンク色のノイバラが咲いた場所を見に行きました。

6月に見つけた時の様子はこちらです。

6月10日

あまりにかわいい花だったのでどんな実が付くのか様子を見たかったし、何より去年の秋にも花が咲いていたと言うのを聞いたのでそれが気になったのでした。


手前の木の枝にピントが合ってしまいました。うちのノイバラより実が小さくて数も少ないです。ツルも華奢な感じがします、朝日しかあたらないせいかもしれませんね。それとも何かと交雑していてこんな生長なのでしょうか。



黄色い葉の間に点々と赤い実が見えるでしょうか。残念ながら花は咲いていませんでした。その年の気候条件などで咲いたり咲かなかったりするかもしれませんね。
また来年の秋に期待しましょう。
ほんの数分だけだったので気が焦って種用に実をもらってくるのを忘れました。
頂いた挿し木苗がすくすく育っているので楽しみです。
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ブルークローバー

2007年11月08日 | ガーデニング
けさは1度、ずいぶん冷えました。何とか霜は免れましたが危ない危ない。日中はとても良い天気で穏やかな日でした。気温も17,8度まで上がったようです。



アエゴポディウム 葉や茎が柔らかいので霜が降りれば一日ですっかり茶色く枯れてしまいます。淡いグリーンにクリーム色の斑がとてもきれいなグランドカバープランツです。地上部が枯れても根が生きていて春にはしっかり芽が出ます。



紅葉した柏葉アジサイ まだ花柄をつけたままです・・きれいなんです。
奥の赤いのはピラカンサの実。



ギスレーヌ・ドゥ・フェリゴンド  今年は秋には咲きませんでした



コーネリアが咲いています



夏から秋まで休んでいたブルークローバーがまた咲き始めました。





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ブルーベリーの紅葉

2007年11月07日 | ガーデニング
朝から抜けるような青空、久しぶりに気持ちの良い天気でした。こんな日に庭仕事ができたらどんなに楽しいでしょう、残念な事に一日室内でした。



青空に映えるポールズ・ヒマラヤンムスクのヒップ、深呼吸しているのかも



シレネ・ディオイカ(レッド・キャンピオン) こぼれ種からまた咲いています。
さすがに春ほどの勢いはありませんがかわいいです。



パイナップルミント まだ娘が小学生だった頃に母の日におこづかいでプレゼントしてくれた大事なハーブ。以前はかなり広がっていたのに今はアサツキやカメレオンドクダミに占領されて肩身が狭くなっています。移植してまた元気になってもらわないと・・。



今朝のブライス・スピリット  ほんとに良く咲いてくれるバラです。



紅葉したブルーベリー  かわいいベル形の花とおいしいべりー、そしてこんなきれいな紅葉まで見せてくれる素敵な木です。
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ああ、ショック・・・

2007年11月06日 | ガーデニング
今朝は霜の心配もないくらいの気温でしたが日中は雲って何となく寒かったです。13度くらいまでしか上がらなかったようです。



突然何だかわからない写真ですね。先日行って来たいこいの森のユリノキの木肌です。自然に縦に刻みが入っていますが触るとけっこうすべすべ。キョロちゃん、こんな感じでした、根元の太いところに小さなツタが張り付いて必死に登っていこうとしていました。



撮りかたが下手ですが自家製のハスの実をドライにしていたらそばに義母が収穫した唐辛子を藁で編み込んで吊り下げていました。
田舎の風物詩っぽくていいかなと思ったのですが。



よそのお宅の壁に這っているツタ。O・ヘンリーの「最後の一葉」という小説を思わせるような眺め。私はこのツタの葉にそっくりな絵は描けませんが・・・。


昨日から少し気持ちが落ち込んでいます。大した事ではないのかもしれませんが私個人の気持ちではショックなことでした。

よく通る国道の則面が結構傾斜が急なのですがそこに生えている木が数年前から気になっていました。2本のうち1本はクルミの木だったのですがもう片方がさっぱりわかりませんでした。いつも車で通るだけだし交通量が多くて止まれないのでゆっくり眺められずにいたのでした。春に真っ白い花が咲いて葉が出るのですが次第に葛のツルや葉にすっかり覆われてしまって冬まで見えなくなってしまうのです。
毎年何の木かなと思いながら確認できなかったのですが今年は葛がそれほど覆いかぶさらずに秋に実が付いているのを確認できました。
なんと梨の木だったのです、あんな急傾斜に誰も植えるはずも無く鳥か何かの落し物でしょうか。梨の木は実生からだと実がなるまでずいぶん年数がかかるらしいのですがよくこんなところで枯れずに育ったものだと感心してしまいました。
何の木かわかって喜んでいたらきのうの夕方そこを通ったときに木が無いのです。いつもその木に自然に目が行ってしまうのですぐに気が付きました。
梨の木もクルミの木もなくなっていました・・・。
すごくがっかりしてしまったのですがもしかして見間違いかもしれないと思ってきょう夕方また通ってみたらやっぱり切られてしまったようです。
歩行者用の歩道を造る工事の為らしいので仕方がないのですが何だかがっかり。





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ゲラニウムとハウスリーク

2007年11月05日 | ガーデニング
今朝は2度、寒いはずです。日中はうすぐもりで時折晴れ間ものぞきましたがそれほど気温は上がりませんでした。
霜は免れましたがもう間もなくだと思います。


ゲラニウム・ピレネカムが花の少なくなった庭で咲いてくれています。
種が飛んであちこちに咲いてくれるたくましいゲラニウムですが花が白くて小さいので他の花たちの邪魔になりません。あちこちに出てきた芽を抜かずに咲かせています。



木の割れ目に植えたハウスリーク(ヤネバンダイソウ)。緑が少なくなってくるとこんな多肉植物に目が行ってしまいます。
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藍とポポー

2007年11月04日 | ガーデニング
きょうは日差しがあったものの何となく空気が冷たい感じがしました。これからはどんどんこんな日が多くなっていくんですね。


野菜畑の藍、こちらは赤花小上粉まだまだ花盛りです。そろそろ霜が降りそうなのに・・・。種の分だけでも熟して欲しいです。



手前は白花の藍、赤花小上粉と似ていますが背丈が少し低くて横に広がるようです。こちらも満開状態できれいです、種が採れるか心配。
午後からちぢみ藍と赤茎小千本かな?と思っている藍の種用に少し花穂を少し収穫しました。乾燥させて保存します。友人にあげるように丸葉藍も収穫しました。



野菜畑の隅、キーウィの棚の近くに植えているポポーという木です。以前ポポーの実をご馳走になったことがありました。見かけはアケビの実そっくりの形で表面が緑色、中身はマンゴウ色でとってもおいしい果物。香りはトロピカル系。
実をご馳走してくれた方の家では大きな木があって実生苗をくれました。もう8年くらいになりますがなかなか大きくならず最近やっと3メートル近くになりました。どんな花で実が付くのはいつになるかわかりませんが葉が黄色くなってきれいです。



庭のアルバ・セミプレナの実、真っ赤になりました。鳥の目についたようで先週赤い実をつついた後がありましたが硬くて枝から取れなかったようです。去年は梅雨時に黒くなって実がみんな落ちてしまいましたが今年は残りました。



ノコンギクがきれいに咲いています。一番大きな枝が蕾をたくさんつけたまま根元から突然枯れてしまったので抜いてみたらやっぱり土の中におがくずが出ていました。根元を割ってみたら白い虫がいました。根が付いていたのでダメもとで切り戻し、赤玉土に植えてみましたがどうでしょうね。
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阿蘇高菜

2007年11月03日 | ガーデニング
きょうは晴れの予報だったのに次第に雲って肌寒くなりました。きょうは町の大きなお祭りの日だったので何とか降らずに済んで良かったです。



先日、阿蘇高菜という野菜の種をいただいたので何にもわからないままに少しだけ蒔いてみました。寒いにも関わらず芽が出てきました。四葉のクローバーみたいな双葉?がとてもかわいらしいです。
こちらでは寒すぎてうまく育つか心配ですが観察していきましょう。



野菜畑のそばに植えているキーウィがそろそろ収穫時ですね。今年はかなりの数で実も大きいようです。



きょうは平安時代に奥州平泉から藤原一族が杉薬師に病気回復の御礼参りに訪れた様子を再現したお祭りの日でした。町の歴史を調べているときなので今回初めて見てみました。街中を牛に引かせた御所車や馬に乗った侍の行列がしずしずと進んでいく様子はなかなか見事なものでした。このお祭りはいつから行われているのかわかりませんが800年も前の事を再現しているのですね。
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大きな木の名前判明

2007年11月02日 | ガーデニング
朝から一日12,3度で安定した気温、肌寒い日でした。曇っていましたが午後遅くにほんのいっとき日が差したのがうれしかったです。

いこいの森の大きな木 名前がわかりました。


手前の木の葉がみんな落ちてしまって枝越しに黄色の葉が見えています。



落ちた葉はこんな感じ 一枚ずつちょっと形が違っていたりします。
名前は「ユリノキ」 北アメリカ原産の落葉高木だそうです。
花がチューリップの花の形に似ているので「チューリップ・ツリー」とか葉の形が半纏に似ているので「ハンテンボク」とも呼ばれるとか。
調べてくださったOさん、Wさんありがとうございました。



すぐそばにはメタセコイアの木もありました。生きた化石と呼ばれるほど昔から中国にはあったんですね。
いこいの森には自然の木以外に開設当初(約30年前)にかなりたくさんの木が植えられたようです。知らない木の名前を調べる楽しみができました。



庭のホオズキ ランナーでどんどん増える困り者 でもプラ~ンとかわいいです



シンフォリカルポス 土が良くないのかなかなか大きくなりませんが枯れずに何とかがんばってくれています
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ヘリテージ

2007年11月01日 | ガーデニング
朝から今にも降りだしそうな空模様。時々小雨がぱらついたときもあったようですが本降りにならずに済みました。
朝、出勤前に庭をひとめぐり、薄暗い中に少しでも花が咲いているとうれしいものですね。



まだまだ元気なカラミンサ



ヒオウギの実がはじけてきました、真っ黒な種がツヤツヤ光ってきれいです



ちぢみ藍 そろそろ種が熟して欲しいのですが・・霜が降りたら大変



ロサ・ペンデュリアーナ・ブルゴーニュ 真夏の暑さで一度葉が全部落ちてしまいました。葉は回復しましたが実が秋になる前に次々に落ちて今ではほんの数個しか残っていません。木は元気なので来年また花を見せてくれるでしょう。



ヘリテージ わが家の数少ないイングリッシュローズ よく咲きます。
この状態ですでに良い香り、気分を明るくしてくれる香り。
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