閑寂肆独白

ひまでさびしい本屋のひとりごと

倉庫の移転 整理

2012-08-17 09:33:23 | 日記
 又 間が開いてしまった。書こうと思いつくことはたくさんあるのだが 実際に
文章に至らないのが 素人の悲しさ。
 倉庫を移転せざるを得なくなった。幸いに此れならばというところが直に見つかって
九月一いっぱいで移動させる。 ついては其の準備に少しずつ整理を始めたのだが、いまや「ゴミ」
と化してしまった「物」の多いことに困っている。たとえば「レーニン全集」「白秋全集」
学会の報告書の山 大量の発掘調査報告書。etc.
でもうれしい発見もある。ある箱から出てきたのが 野呂邦暢の初版本数冊。
「王国そして地図」「諫早菖蒲日記」「猟銃」「古い革貼椅子」そして「小さな町にて」 
 いずれも帯付き、極美とはいえないまでもまあまあの状態。そして谷川雁の
「大地の商人」母音社版 限定200部本! 思わずムフフ!
 他にもにもあるかも知れず これは楽しみ。しかし 売れてしまってはさびしくもなる。
 商売だから仕方がないが・・・。
 このところ「本」を読まない、ことに「小説」は少ない。文献として眼を通す、調べるという
 用事で本と接する機会は増えている。いろんな新発見、知見はそれなりにうれしいけど、
 「楽しみ」なわけではない。
 これから肉体労働が まっている。体力・気力にはいささか心配ではあるが やらざるを得ない。
コメント
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