閑寂肆独白

ひまでさびしい本屋のひとりごと

来店の 研究者と資料と

2018-03-18 07:01:18 | 日記
先だって、再び2組の「炭鉱関連」の来客あり。いずれも女性の研究者。それぞれ少し観点は違っていて、会えて研究に関していろいろな話ができるのはうれしいことです。二人とも「聞き取り」が目的で現地に乗り込んで来ているのだけれど いくつかの資料収集機関も精力的に調べていて端から見ていて大変頼もしい様子でした。 彼女らの目的に直接沿える「資料」を持ち合わせていないのは残念だが、いまから探して出てくるかどうかはなはだ心もとないのも困ったことです。これまで扱ってきた資料の出所を思えば、そのような機関・場所・人、いずれももういなくなってしまっている。市史編纂室他、幾人かの研究者から「よくこんなものを見つけましたね」といわれるのはうれしいことです。店を継いで45年、「これは何だ?」というものをすぐには売らず、一旦溜めておいて時間をかけてきたものばかり。まだ整理の途中、これから何が出てくるか。
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