またしても本とは違うはなしですが・・。
この世の中は どんどん便利になっているのだけれど、それは化学物質と電気の利用の高度化に負う所が大きいのは事実、そして否応なしに個人の生活でも避けられなくなっている。いわゆる「ケータイ」が普及し始めたころ、その発信の電磁波についてアンテナ塔の建設に反対運動がおこった。また「ケータイ」そのものが脳に悪影響を及ぼす危険あり、というので子供の使用を禁止すべきという議論もあった。電子レンジについては今でも1.5メートルは離れよという話もある。それ以前に今や生活の中でこの電磁波から逃れるのは不可能に近い。
なぜこのことを書くかというと、先の入院でまとまったものを読もうと思ったものの片方の目が使えないとなると無理に読まない方がよい、という事になった、
さすればどうやって時を過ごすか? 以前は記録のためにもノートを持って行ったが今回はPCを持ち込むことにした。今時の病院はベッドの横にLANのコンセントがついていてPCの使用が当たり前になっている。おかげでヘッドフォンを使って、さらに
ケータイにもイヤフォンを付けかなりの時間を音楽を聴いて「暇つぶし」ができたのはありがたくはあった。 問題はさらに、看護師たちが入れ替わり立ち代わり来てくれるのだが、彼らの体にはまさにケータイがどうかすると2個ぶら下がっている、次から次へと指示・連絡が飛んでき操作する、そしてタブレット等いろいろな器具・機械、体温計などほとんどが電動・電子機器で、以前のようにベルが鳴ったり大声で呼んだりは無くなったけれど、初めの話に戻って、入院病棟はまさに電磁波の缶詰である。
色々な反対意見・運動もいつの間にかなくなっているのは「ノド元過ぎれば」というのと「抗っても仕方がない」の相乗効果に違いないが、生活の「危険」は本当に議論し解決策を探ったとはとても言えない。大変便利にはなっているけれども本当にこれでいいのかい? コロナ騒動でも初めの頃、「紫外線の下ではウィルスは不活性なので日の野外ではマスクの必要なし」といった医師の発言があったけれどまったく報道されず無視・抹殺されてしまった、しかし現実に感染、それも集団でというのはまず室内、そして夕刻以降夜間ばっかりであったことをマスコミも全く検証・報道していない。また「紙」が伝染のもとになりえないことも同断。ワクチンを打ったこともあってか我が家ではまだ感染していない、我が家は「紙」だらけである。マスクは家・店ではととうせず仕舞い、外でもいざというときに周りから文句が出ないようという自衛のためにのみ付けてきた。 放射能、マイクロプラ、等々個人では手に負えないことも多いけれど、「本当の所は」何かを知って、自分で判断して可能な限り近づかない様にするほかないのは全く面白くないが、マスコミを信用するのは半分にして最低の自己防御に心しておこう。