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五輪出場逃した猫ひろし 失う3億円と芸人生命

2012年05月12日 08時15分56秒 | スポーツ
 ロンドン五輪出場が消えた猫ひろし(34)。カンボジア国籍取得から1年間を経過していなかったことで、国際陸連が“参加資格なし”と判断したが、ハナから無理スジだった。

 知らせを聞いた猫は「正直、本当に残念な気持ち」としながら、「これからも芸人としてもランナーとしても頑張っていきます」とファクスでコメントしているが、失ったものはあまりに大きい。

 まずは本人の稼ぎ。スポンサー候補に味の素、ニューバランスなどの社名が挙がり、「猫」関連でペットフード業界などが追随するといわれていた。

「五輪出場の可能性が取り沙汰された昨年末から、内々のオファーが出ていたといいます。最低でも1億円以上、本番の活躍次第では3億円近い契約金が動くとみられていました」(広告業界関係者)

 これらがすべてパー。「ギャー」と叫びたい気持ちだろう。もっとも、悔しがっているのは猫だけじゃない。群がろうとしていた連中も痛恨である。

「猫のキャラクターグッズで儲けようとする動きがありました。五輪が始まる7月に猫のイラストが入ったTシャツやタオルを完成させるには、遅くてもGWには発注しなければ間に合いません。すでに動いていた業者は数千万単位の損を被ることになりそうです」(イベント関係者)

 所属事務所のワハハ本舗も、もくろみが外れた。50人近いタレントを抱えているのに、コンスタントにテレビに出演しているのは久本雅美と柴田理恵の2人だけ。猫の稼ぎをアテにしていたのは間違いない。

「猫クラスのバラエティーのギャラは10万~15万円ですが、出場すれば倍以上にハネ上がったはず。五輪効果でひと月に100本近く出演する事態なら事務所もかなり潤ったに違いありません。スタッフはため息をついているそうです」(事情通)

 それやこれやで、トータル5億円近いカネが消えたのではないか。しかも、これから日本国籍に戻してイチから出直すといっても、さらし者になって、厳しい環境になるのは明白。

 大きなチャンスをつかみかけてハシゴを外された猫は、カンボジア代表として16年のリオデジャネイロ五輪を目指すと言っているが。

(日刊ゲンダイ2012年5月10日掲載)
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