総務省が15日発表した2011年平均の家計調査(2人以上の世帯)によると、1世帯当たり平均の貯蓄は前年比0.4%増の1664万円となり、2年連続で増えた。負債は5.5%減の462万円で2年ぶりに減った。
高齢者の増加に伴い住宅ローンを完済した世帯が増えたことが背景だ。世帯主が60歳以上の世帯の約3分の1は貯蓄が2500万円以上あった。60歳以上の世帯の貯蓄は、貯蓄全体の64.6%を占めた。
勤労者世帯だけをみると、貯蓄は0.9%減の1233万円。負債は4.7%減の647万円だった。
高齢者の増加に伴い住宅ローンを完済した世帯が増えたことが背景だ。世帯主が60歳以上の世帯の約3分の1は貯蓄が2500万円以上あった。60歳以上の世帯の貯蓄は、貯蓄全体の64.6%を占めた。
勤労者世帯だけをみると、貯蓄は0.9%減の1233万円。負債は4.7%減の647万円だった。