ソフトバンクは16日、携帯電話の契約開始から2年が過ぎるといつでも違約金なしで解約できるようになる新料金プランを6月から提供すると発表した。
月々の基本料金は従来より税抜きで300円高くなる。KDDI(au)とNTTドコモも同様のプランを導入する見通しだ。
ソフトバンクの新プランでは、高額な違約金を中途解約者に課す「2年縛り」が、最初の契約から2年たった時点でなくなる。利用者にとっては格安スマートフォンなどに乗り換えやすくなる。ただ、基本料金が従来より割高になるため、2年8か月で解約する場合、従来プランで9500円の違約金を支払う方が安くなる計算だ。どれだけ利用されるか不透明な面もある。